Vol.419札幌東店
世帯分離することになったので、財産分与のため持ち家を売りたい。
当社にて仲介販売
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:K・H 様
■年代:40代
■ご職業:会社員・公務員
■お住まいの地域:札幌市
■ご相談の地域:札幌市東区東雁来
■売却理由:その他
■お問合せ方法:ネット
【ご相談内容】
8年前に一戸建てを新築で購入しましたが、事情により世帯分離することになったので、財産分与のため家を売ることにしました。現在私一人で住んでいますが、もうすぐ賃貸に引っ越す予定なので、その後で売りに出したいと思っています。住宅ローンが残っている状態ですが売りに出せるのか、ローン残債よりも高い金額で売れるのかなど不安です。
【ご提案した解決策】
住宅ローンが残っている状態で売りに出すことは可能ですが、買主様が決まり、移転登記(土地建物の名義変更)する際には住宅ローンは必ず返済し、借入している銀行から設定されている抵当権(担保権)を抹消しなければなりません。従いまして家を売却する際に住宅ローンの返済は絶対条件となります。大体は売却した金額をそのまま返済に充てるケースがほとんどです。
万が一、住宅ローンの残額よりも下回る金額でしか売れない場合は、差損分を自己資金でお支払いするか、自己資金で賄えない場合は極論、売却ができません。
どうしても売らなければならない場合は、住宅ローンが返せる価格で販売し続けることになります。今回ご相談いただいた物件は、幸いにも査定額のほうが高かったため、問題なく売りに出すことになりました。
【担当営業として大切にした要点】
販売期間中は家賃と住宅ローンの二重払いになるため、長期化させるわけにはいきません。なるべく高く売りたいのはもちろんですが、金額を高めに設定すると長期化する可能性があります。対して、早期成約のために相場よりも少し安めにすると、住宅ローンを返済した後の手取りがあまり出なくなります。そういったメリット・デメリットをしっかり説明し、ご理解をいただいたうえで価格設定しました。
著者
札幌東店 星 尊之不動産という高額なお客様の財産を査定し、販売する醍醐味に惹かれ、この業界に携わらせていただいております。 お客様満足を第一に考え、笑顔で一生懸命頑張ります。どうぞよろしくお願い致します。
この担当者がいる店舗のページ