Vol.856札幌北店
兄弟で複数の不動産を相続することになり、アドバイスがほしい。
当社にて仲介販売
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:H・H 様
■年代:50代
■ご職業:会社員・公務員
■お住まいの地域:札幌市
■ご相談の地域:札幌市
■売却理由:相続
■お問合せ方法:ご紹介
【ご相談内容】
先日、親が亡くなり、三兄弟で不動産の相続を行わなくてはならなくなりました。親の所有する不動産は、三兄弟のうち二人が住んでいる土地建物と、母の実家であった土地(現状は家庭菜園を行っている)です。三兄弟のうち、もう一人は、別に住まいがあります。複数ある不動産をどのように分けたら良いでしょうか。また、相続するにあたり、現在二人が住んでいる家を引っ越す必要があるかどうかも知りたいです。アドバイスをお願いします。
【ご提案した解決策】
複数の不動産を相続する場合のご相談ということで、下記2パターンのご提案をいたしました。
①土地建物と土地、両方を売却し、売却代金を三兄弟で分け合う方法
②土地建物は住んでいる二兄弟が相続、土地を別居の兄弟が相続する方法
土地建物と土地の不動産査定額に大きな差がある場合は①がおすすめですが、今回査定を行ったところ、査定価格はご兄弟二人の住む土地建物2に対し土地1といった割合でした。そのため、②のように分けて相続することもご提案いたしました。
土地建物に住むご兄弟お二人はできれば引っ越したくないとのことでしたので、今回は②の方法で相続し、別居のご兄弟様から土地売却のご依頼を頂きました。ご兄弟お二人は以前の暮らしを続けられ、別居のご兄弟様も無事土地の売却が完了いたしました。
【担当営業として大切にした要点】
今年、令和6年4月1日より、相続登記が義務化され、相続によって不動産を取得した相続人は、取得した日から3年以内に相続登記を申請しなければなりません。正当な理由なく違反した場合は10万円以下の過料の適用対象とありますので、相続登記がお済みでない方は、早めの手続きをお勧めいたします。
著者
札幌北店 蛸星 香奈実日々、お客様とのふれあいを通じて、新たな発見ができることを楽しみながら仕事をしています。 ご売却、ご購入に限らず、お住まいでお悩みのことがありましたら何でもご相談ください。 過去の経験や知識を活かし、お客様の希望をかなえられるよう、より良い提案をさせていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします。
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