札幌市内の中でも北区に続いて2番目の人口の多さを誇るのが札幌市東区です。
札幌市東区には大小様々な商業施設や観光施設が存在しており、それぞれに道内、道外問わず多くの観光客が訪れます。
今回は札幌市東区を代表する観光スポット、サッポロビール園をご紹介していきます。
「北海道と言えばサッポロビール」と言われているくらい有名なビールの製造工程や味わいを心ゆくまで堪能してみてくださいね。

サッポロビール園とは？何ができるの？

そもそもサッポロビール園とはどのような施設なのかと言うと、一言で表すならば「サッポロビールの歴史や製造工程とビールを堪能できるレストラン」の掛け合わせというところでしょうか。
ただの博物館であれば、サッポロビールが生まれたきっかけや歴史、商品の製造工程やラインナップを見るだけで、どちらかと言えば社会科見学のような要素が強いでしょう。
しかし、サッポロビール園ではそういったことも学べるほか、サッポロビールと相性抜群の料理を楽しんだり、迫力満点の赤レンガや大樽の前で写真撮影を行うことができるのです。
また、ショップではサッポロビール園限定の商品もたくさん用意されていますので、来園の記念をお持ち帰ることができるのも楽しみの１つです。
様々な楽しみ方ができるサッポロビール園は、ビールが好きな方はもちろん、全く飲めないという方でも十分に楽しめる施設になっていますので、家族やカップル、ご友人とぜひ訪れてみてくださいね。

サッポロビール園の始まりと歴史

サッポロビール園ができたのは1966年のことでした。
サッポロビール園の元となる赤レンガでできた「開拓使館」は1890年に製糖工場として建設されたものであり、1965年までは製麦工場として使用されてきました。
オープン年の1966年には「生ビール飲み放題、ジンギスカン食べ放題で1000円」というキャッチーなフレーズを売り出していましたが、なかなか道民や観光客には浸透せず、1日の来場者が1人という時期もありました。
その後ビアガーデン形式で営業したり、札幌駅前までの無料シャトルバスを運行させるなど、苦心惨憺した結果、多くの道民、観光客に知られることとなり、「札幌の観光名所」として話題になりました。
オープンから10年後の1976年には10周年記念の「春まつり」を開催し、通常バイキング料金2000円のところを創業当時の価格として1000円で売り出したところ、2時間待ちの大好評となりました。
現在まで多くの出来事がありましたが、サッポロビール園は2021年で開園55周年となります。
来園者累計3500万人を超え、多くの人々にサッポロビールの魅力を伝えてきた、歴史ある施設です。

サッポロビール園の見どころを紹介！

サッポロビール園に来たからには120％楽しみたいものですね。
こちらではサッポロビール園を思う存分楽しむためにポイントをいくつかご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まずは工場見学！サッポロビールの製造工程をチェック

サッポロビール園に来たら、まずは「サッポロビールって何？」という疑問から解決していきましょう。
赤レンガの外観は歴史を感じさせ、「老舗のビール工場」という雰囲気を全体で感じることができます。
「麦とホップを製すればビールという酒になる」という言葉はサッポロビールにとって非常に重要な意味を持つものであり、まさにビールに必要不可欠な麦とホップへのこだわりを表した一言であると言えます。
サッポロビールについてよく知らないという方も、こちらを訪れればきっと知識が深まり、サッポロビールが好きになるかもしれませんよ。

ビールと相性抜群の料理を堪能しよう

ビール工場を見学した後はテイスティングを楽しむという流れが醍醐味とも言えますが、実はサッポロビール園には本格的なお料理とビールが楽しめるレストランも併設されているのです。
個性豊かな5種類のレストランがありますので、お好みに合わせてチョイスしてみてくださいね。

札幌市東区に来たならサッポロビール園へ

サッポロビール園はビール好きな方もそうではない方も楽しめるエンターテイメント施設で、JR苗穂駅、札幌市営地下鉄東豊線東区役所駅より徒歩10分とアクセスも良好です。
ご来場の際は、ビールのテイスティングを楽しめることも鑑みると、お車よりも公共の交通機関を利用して徒歩での来場を選択した方がよいかもしれませんね。
弊社は、１０月に新たな店舗、イエステーション札幌東店をオープン致しました。
最寄り駅は市営地下鉄東豊線「元町駅」徒歩３分、東屯田通り沿い１階店舗となっております。
街の専門家として、地域の皆様がいつでも頼れる店舗として東区に貢献して参ります。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。