マンションのこと2021.12.25

1階で日当たりが悪いけれど専用庭と専用駐車場付き。専用庭は売却に有利??

マンションを購入する際、気になるのが階数です。1階、低層階、高層階、最上階など、好みだけでなくライフスタイルや予算によっても選択が変わってくるかもしれません。
特に1階の住戸は特徴が強いため、低層階を希望していても2階以上を条件としている人も多いです。
しかし、1階住戸には専用庭や、物件によっては専用駐車場がついている場合もあります。
そんな1階住戸は売却に有利なのでしょうか?
今回は、専用庭や専用駐車場が魅力的な1階住戸の売却についてご紹介します。

1階のメリット・デメリット

マンションの1階というと避ける人が多いのが実情かもしれません。
ただし、そこには1階住戸のメリット・デメリット、魅力が十分に伝わっていないこともあるでしょう。
まずは、1階住戸のメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリット

①階下への足音などを気にしなくて済む
②2階以上と比べて物件価格が安い
③専用庭がついている場合がある
④専用駐車場がついている物件もある
⑤戸建て感覚で住むことができる
⑥エレベーター待ちのストレスがない

デメリット

①日当たりや風通しが悪い
②プライバシー性や防犯性が悪い
③蚊や虫などの害虫対策が必要
④冬は底冷えがキツイ
⑤豪雨や台風による水害の対策が必要
1階住戸というとこのようなメリット・デメリットが想定されますが、マンションは階数によってさまざまなメリット・デメリットがあります。
最上階の住戸だとしても、夏場は屋上に強い日照りがあり部屋も暑いです。
さらに、エレベーターが混むことや地震の揺れも大きくなり、物件価格も一番高くなる階層なので、それなりにデメリットもあります。

専用庭や専用駐車場は大きなポイント

1階住戸は日当たりや防犯面などデメリットが目立ちがちですが、専用庭や専用駐車場がある場合は他の階層にはない大きなポイントになるでしょう。
専用庭があることで、ガーデニングや子供やペットを遊ばせる場として重宝します。
マンションでも緑を存分に感じることができ、庭にテーブルとイスを置いてお茶をするだけでも日々のストレスが解消できるかもしれません。
まさに戸建て感覚の生活を取り入れることができ、専用庭は大いに活躍するでしょう。
そして専用駐車場がついている物件だと、さらに1階の魅力は増します。
家の目の前に車を置くことができるので、車の防犯面はもちろん、荷物の出し入れもすごくラクになります。
本来であればマンションの駐車場に停めて、重たい荷物を持ってエントランスを通って部屋まで運ばなくてはいけません。
しかし、専用駐車場がついていることで、直接部屋への出入りが可能となります。
こちらも戸建て感覚のメリットであり、1階住戸の魅力を伝えるポイントとなるでしょう。
このような有利なポイントをしっかりと伝えることで、1階住戸の売却のしやすさは変わってきます。

1階住戸のデメリット対策

日当たりや風通しのような自然現象のデメリット対策は難しいかもしれませんが、防犯面や害虫対策などのデメリット解消は比較的容易にできるでしょう。
防犯グッズや害虫対策グッズも豊富にあるので、マンションでも手軽に取り入れることが可能です。
また、もともと物件の設計により、外から見られにくい構造やフェンス、植栽など工夫がされている場合もあります。
1階部分が通行人が通る道路よりも高い造りになっている場合もあり、このような構造であれば目線が気になりません。
また、防犯面では窓に防犯センサーがついたものなど、1階のデメリットを解消した物件も増えているので、そのようなポイントはアピールしましょう。

専用庭は1階のデメリットをカバーできる

1階住戸だからといって売却に消極的になる必要はありません。
マンションで専用庭や専用駐車場を求めている方は意外と多く、大きなメリットであり有利に働きます。
売却の際には、1階住戸の魅力を十分に伝えるようにしましょう。

家を売るなら不動産売却相談 家を売るなら不動産売却相談
著者
1階で日当たりが悪いけれど専用庭と専用駐車場付き。専用庭は売却に有利??

札幌手稲店 野口 祥子

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