ローンやお金のこと2022.01.18

入籍前に婚約者と住宅ローンは組める?入籍前の住宅購入事情

「気に入った物件があったけど、入籍前で婚約者と住宅ローンが組めるのか」
「そろそろ結婚をする予定で進めているから先にマンションを購入したい」
と、考えている方もいるでしょう。
結論としては、入籍前でも婚約者と住宅ローンを組むことが可能です。
ただし、その場合にはメリットとデメリットがあります。
今回は、入籍の前に婚約者と住宅ローンを組む住宅購入事情についてご紹介します。

住宅購入のタイミングと入籍前のペアローンについて

住宅の購入を検討するタイミングとして、多くの人に共通するいくつかのポイントがあるようです。具体的には、さまざまなライフイベントを想定または迎えて住宅購入を決めるケースが多いです。

住宅購入を決めるタイミング

①年齢
住宅ローンを組む場合、年齢はキーポイントになるでしょう。
なぜなら、年齢が高くなればなるほど、一般的に住宅ローンが組みづらくなるあるからです。
完済するまでの年齢が大きく関わり、特に35年ローンを組む場合はなるべく早い年齢で住宅ローンを組むほうが有利になります。
国土交通省の調査では、30代での住宅購入が最も多い年齢層とされています。長期間のローンを検討している人は、早めに不動産会社へ相談してみることをおすすめします。
②収入
世帯収入の安定も住宅購入のキッカケとなる大きなポイント。
収入が見込めないと住宅ローンの返済も苦しくなり、もちろんローン審査も通りにくい要因となります。
物件の種類や規模、築年数によっても物件価格は様々ですが、住宅ローンを組むために審査をクリアする収入が必要です。
購入価格は無理をし過ぎず、自分の収入を鑑みて身の丈に合った物件を選びましょう。
③ライフイベント
年齢や収入もポイントでありますが、最も大きく影響するのがライフイベントです。
結婚や出産、子供の成長など家族構成の変化によって住宅の購入を検討することが多いでしょう。
ライフイベントでは生活環境が変わるため、それと同時に住宅環境を合わせていく必要があるからです。
このような住宅購入事情を踏まえると、入籍前でも結婚後を想定して先に婚約者とペアローンを組むことでメリットを生むケースもあります。
しかし、入籍前であることのデメリットもあるので、よく注意して考えるようにしましょう。

入籍前の婚約者と住宅ローンを組むメリット・デメリット

入籍前に婚約者と住宅ローンを組むことは、少しでも急ぐ理由がある場合にはメリットがありますが、特別急ぐ理由がない場合には結婚生活が見えてからでも遅くはないでしょう。

メリット

入籍前と入籍後で変わるメリットは、年齢が少しでも若い内にローンを組めるということ。
特に40歳過ぎからは、35年ローンが組めなくなる可能性もでてきます。
入籍前で少しでも早めてローンを組むことは、年齢的なメリットがあるでしょう。

デメリット

入籍前と入籍後で変わるデメリットは、入籍前だから別れてしまうかもということではありません。
それは、基本的には同じリスクがあります。入籍前だけのデメリットとはいえないでしょう。
それよりも入籍後にライフスタイルが変わる可能性があることが大きなポイントです。
例えば、子供を想定するケースや専業主婦になるケース、入籍したことで価値観が変わる場合もあります。
このようにメリットが当てはまるケースもあれば、デメリットが強くなるケースも考えられるでしょう。
ただ、不動産という大きな財産は、こまめに買換えができるものではないため、環境の変化が身近にある場合には少し様子を見てから購入を決めるのも安全策と言えます。
そのため、長い目で見て無理のない資金計画を立て、快適に過ごせる物件探しを心掛けることがおすすめです。

入籍前でも入籍後でもお互いに将来のライフプランを相談しておきましょう

入籍前の婚約者と住宅ローンを組むことは可能です。
その場合、入籍後の生活の変化も想定して広い視野で物件を検討することがポイントになります。
不動産は気に入った物件を見つけたタイミングが買い時でもありますが、細かな買換えは難しいため、幅広いライフスタイルの変化にも対応できるようにしましょう。

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著者
入籍前に婚約者と住宅ローンは組める?入籍前の住宅購入事情

札幌手稲店 野口 祥子

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