不動産売却の基礎知識2020.08.11

家の住み替えの手順を徹底解説!「買い先行」の流れやメリット・デメリットとは?

持ち家があってもライフステージの変化などで住まいへのニーズが変わり、「住み替え」を検討している人は少なくありません。

 

住み替えの手順や、どんな点に気をつけて進めれば良いのか、事前にしっかり情報を収集しておきましょう。

 

 

1.住み替えとは

「住み替え」は、今住んでいる住宅を売却し、新居を購入することです。

 

賃貸から賃貸への引っ越しであれば、いつどこへでもスムーズにできますが、持ち家があると、売却するにしても貸すにしても、タイミングの見極めが重要になります。

 

また、売却しても住宅ローンの残債がある場合には、手持ち資金で返済する、住み替えローンを利用するなど、その残債をどう扱うかも考えなければなりません。

 

 

2.住み替えの主な理由とは?

住み替えを検討する理由は人によりさまざまですが、理由ごとに注意すべきポイントがあります。

 

主な住み替え理由の順位は、以下のようになります。

(平成25年住宅総合調査より)

 

1  位:転職、就職、転勤などに対応(21.7%)

2  位:親、配偶者などの世帯からの独立(21.2%)

同率3位:子育て・教育の環境を整える / 住宅を広くする、部屋を増やす(17.7%)

 

 

3.住み替えの方法とメリット・デメリット

住み替えには、大きく分けて「買い先行」と「売り先行」という2つの方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。

 

今回は「買い先行」の具体的な手順と特徴をみていきましょう。買い先行とは、先に新居を購入してから元の住居を売却したり賃貸に出す方法です。

「売り先行」については、次回のコラムでお話しします。

 

■買い先行のメリット

①新居を買いたいタイミングで買える

不動産はすべて一点もの。気に入った住宅が見つかっても「今住んでいる家の売却が決まってから購入したい」となると、その間に他の購入希望者が現れる可能性があります。

 

買い先行なら引き渡しの期日がないため、じっくり新居を探すこともできますし、逆に気に入った物件が見つかり次第購入を進めることもできます。

 

②引越しが1回で済む

持ち家を売却してから新居を購入する場合だと、元の自宅を売却後に仮住まいの必要が生じてきます。

2回分の引っ越し費用と手間がかかる可能性が高く、1回で引っ越しが済むようタイミングを合わせるのは至難の技です。

 

その点、買い先行は仮住まいの必要がないため引っ越しは1回で済み、余計な費用がかかりません。

 

■買い先行のデメリット

①住宅ローンの二重払いが発生する

先に新居を購入し、引っ越してから元の住宅の売却活動を行うため、現在の住宅ローンに残債がある場合は、一時的に住宅ローンの二重払いが発生します。

 

物件や設定価格によっては1~2カ月で売却が決まることもありますが、場合によっては年単位で売却が決まらないこともあります。

買い手が見つかるまで二重払いの状態が続くため、金銭的負担が大きいという点に注意が必要です。

 

②住宅ローンの審査が厳しい

現在の住まいのローンが残っている状態で新居のローンを組む場合は、2棟分の融資を受ける必要があるため、審査が厳しくなります。

 

具体的には、2つの住宅ローンの返済額の合計が、金融機関の提示する「借入限度額」以上でなければ融資を受けることはできません。

 

心配な方は、まずは金融機関でいくらまで融資を受けられそうか相談するところから始めるようにしましょう。

 

 

まとめ

今回は、住み替えを「買い先行」で進める場合の手順や注意点などをまとめました。

 

希望に合う新居にスムーズに引っ越したい、新居購入のために確かな資金計画を立てたいなど、人により住み替えに求める条件は異なります。

必要なタイミングに無理なく住み替えを実現するためには、不動産会社に相談することが重要です。

当社でもご相談を受け付けておりますので、住み替えでお困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

 

次回のコラムでは、「売り先行」についてご紹介します。

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