Vol.639岩内店

不動産市況:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村(検証月 2025年11月)

■検証月:2025年11月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:岩内店
■担当地域:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村

売主様の動き、雰囲気、感触
・11月の北海道は一段と冷え込みが強まり、降雪とともに年末の空気が漂い始めました。「今年のうちに動いておきたい」という声が増えています。
・ニセコ・倶知安エリアでは、継続的な相場上昇を意識し、早めの情報収集型のご相談が目立ちました。将来を見据えた資産価値確認のニーズが強まっています。
・岩内エリアでは、倶知安ほど価格が跳ね上がっていないことから、適正な価格であれば「冬前に売り切りたい」という、現実的な相談が多く寄せられています。
・高齢の売主様が多い地域特性もあり、最近では名義・相続・管理負担など、家族で協力しないと進めにくい状況が増えている印象です。

買主様の動き、雰囲気、感触
・倶知安町の価格上昇が顕著なため、「エリアを広げて探したい」という動きが強まり、余市方面まで候補を広げるお客様が増えています。
・倶知安近郊に関しては、幅広いエリアから問い合わせが入り、観光や投資だけでなく、多様な目的の方が混在する市場になっています。
・岩内町では、倶知安を検討する方が比較材料として、同時に岩内の物件もチェックするケースが増え、価格差がそのまま岩内エリアへの関心につながっています。
・一方で岩内町の地元の方も住み替え需要があるものの、そもそも売物件が少ない状況が続いており、供給不足が顕在化しています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・倶知安町周辺では依然として取引が活発で、地元以外の業者も次々と新規物件を投入しており、エリア全体が絶えず動き続けています。
・倶知安の価格帯は二極化が進んでおり、築40年以上でも4000万円台の物件がある一方、かつての相場感に近い2000万円台も見られ、振れ幅が拡大傾向です。
・岩内町でも札幌方面の不動産会社が、進出して流通の幅が広がり、地元主体の市場から広域型の競争市場へシフトしている印象です。
・倶知安の価格高騰を受け、京極や喜茂別など周辺地域にまで物件探しの範囲が広がっています。複数の不動産会社が、これらの周辺でも積極的に取り扱いを強化。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
都市部では価格上昇が続く一方、地方では売却しにくい物件が増えるなど、価値の差がますます開いてきています。こうした背景から、仲介や買取に加えて「不動産引取」という新たな選択肢が注目されています。維持管理が難しい空家や将来的な負担が心配な物件を、費用をいただいたうえで引き取る仕組みで、当社でもご提案が可能です。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

報告担当
不動産市況:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村(検証月 2025年11月)

【不動産歴】
2013年より
【累計取引件数】
売買取引件数 853件

岩内店 梅津 大樹不動産の売買では、高く売れるか等、金銭的な部分にだけ目が行きがちですが、不動産は定価がなく、不動産会社は、売主様が所有する不動産を、仲介業務という形で、間接的に、買主様に売却する仕事です。つまり、弊社で不動産を仕入れする訳ではありませんので、売主様から伺った情報、買主様へ受け渡す(伝達する)というのが、主な業務となります。 不動産会社は、営業会社になりますので、「売り上げ至上主義」や「気合・努力・根性」の業界ですが、弊社は、取引の安全性や、情報伝達の正確性に重きをおいております。 安心して、不動産売却をお任せ頂けるよう、心掛けておりますので、不動産売却を検討中のお客様に置かれましては、弊社へのご依頼も、ご一考頂けますと幸いです。

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