Vol.79岩内店
不動産市況:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村(検証月 2024年1月)
■検証月:2024年1月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:岩内店
■担当地域:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村
売主様の動き、雰囲気、感触
・年末年始は、ご家族で集まる機会も手伝ってか、年始からネット査定依頼を少しずつ頂いております。
・地震の影響や、除排雪に追われているせいか、例年に比べ、売却のご相談件数が少ない印象です。
・例年通り、冬場の除排雪で苦労されている方が多いようです。
・売却検討理由としては、遠方からの相続不使用、資産処分が多くなっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・日本海側で年始に地震があった影響で、ご案内をキャンセルしたお客様もいらっしゃいます。
・上記に加え、昨年から引き続き、物価上昇による買い控えも発生していると予想します。
・但し、1000万円以下の手頃な、住み替え用物件は不足しています。お問い合わせはあるので、探している方はいらっしゃいます。(岩内、共和)
・例年、1月から3月位までの冬季は、積雪のため、購入検討者様の動きは鈍ります。
・そんな中でも、土地面積が広い、築古でも修繕歴多数、海が見える等、特徴のある物件は、希少価値があり反響はございます。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・1000万円以下の手頃な住み替え用物件は不足しています。(岩内、共和)
・上記のような物件が不足していることや、地震、物価上昇等の要因、冬季という季節要因もあり、市場全体の売買の動きは鈍いのが現状です。
・倶知安地域は、昨年比で、外国人の流入人口も約7000人増加しているとのことで、俱知安町内ではアパートが不足し、周辺町村へ、貸家や賃貸アパートの需要が波及しています。
・札幌圏の不動産業者同士の競争が激しく、札幌圏の流通も昨年に続き停滞しているため、それらの業者が地方に流入しています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
昨年の物価上昇に加え、年始に日本海側で地震が発生した影響もあり、今年の市場の雲行きは芳しくないと予想します。
但し、需要旺盛な倶知安町以外に関しては、相続不使用、資産処分等で、土地・住宅は余り続けるものと思われますので、住宅に関しては築年数の経過とともに、資産価値が毀損する前に、早めに売却される事をお勧め致します。(地方に関しては、市場が良くないのは、今に始まった事ではありませんので、今は市場が悪いから売らない、という考えを繰り返し続けるよりも、信頼できる不動産会社に相談するほうが得策と考えます)
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者
岩内店 梅津 大樹小樽生まれ、小樽育ちです。 自身で不動産購入と売却を行った経験もあり、売りタイ方・買いタイ方のお気持ちに寄り添ったご提案をできればと思い、日々活動しております。今後はより一層地域に密着して活動して参ります。 不動産のお困り事は、私、梅津にお任せ下さい。
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