Vol.443小樽店
不動産市況:小樽中央(検証月 2025年4月)
■検証月:2025年4月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽中央(花園、入船、松ケ枝、最上)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 358件(前月比- 12件)
戸建 272件(前月比- 1件)
マンション 82件(前月比- 25件)
合計 712件(前月比- 38件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・雪解けが進んだことで、お問い合わせが増加傾向にあります。現地確認がしやすくなり、売却を検討される方が動き始めています。
・簡易的な机上査定ではなく、実際の訪問査定へとつながるケースが増えています。物件の状態や立地を確認した上で判断したいというニーズが高まっています。
・相続した不動産や、ご実家の売却に関するご相談が多く寄せられています。管理負担の軽減や資産整理を目的とした動きが目立ちます。
・地域の人口減少を受け、「思ったほど高くは売れないのでは」と現実的な視点での相談が増えています。適正価格での売却を望む傾向が強まっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・観光や投資目的の増加を背景に、外国人からの物件に関するお問い合わせが継続的に増えています。
・民泊施設としての活用を検討される方が多く、立地や許可条件に関するご質問が目立ちます。
・購入時に住宅ローンを利用せず、現金での一括購入を希望されるお客様が多いのも特徴的です。
・セカンドハウスや別荘としての利用を想定した需要も根強く、特に自然環境や眺望の良さを重視する傾向があります。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・全体的にマンションの成約ペースが鈍化しており、特に築年数や管理費の条件によっては売却に時間がかかる傾向が見られます。
・駅から離れていたり駐車場がない物件でも、観光拠点としての需要から外国人購入者によって成約に至るケースが増えています。
・駅に近く、かつ平坦な立地の土地は希少性が高く、市場にはほとんど出回らず、引き続き強いニーズがあります。
・エリア全体としては価格の大きな変動は見られず、概ね横ばいの状態で安定して推移しています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
今後もしばらくは、インバウンド需要による民泊や別荘としての活用ニーズが続くと見られます。通常であれば居住用として売れにくい物件でも、現在は売却のチャンスとなる場合があります。不動産の活用方法は多様化しており、状況に応じたご提案も可能です。ぜひ一度ご相談ください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

小樽店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。
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