Vol.387小樽店

不動産市況:小樽中央(検証月 2024年12月)

■検証月:2024年12月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽中央(花園、入船、松ケ枝、最上)

不動産売却中物件数(小樽市)
土地  374件(前月比+25件)
戸建  298件(前月比-  4件)
マンション 103件(前月比+ 11件)
合計 775件(前月比+ 32件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・季節的な要因から、お問い合わせ件数は現在減少傾向にありますが、特定のニーズを持つ方からのご相談は継続しています。
・相続型の案件やそれに関連するご依頼が引き続き多く、相続物件に関する売却相談が目立っています。
・過去に当社をご利用いただいたお客様や、そのご紹介を受けた方からのお問い合わせが増加しており、信頼を背景にしたご相談が増えています。
・雪解けを待って引っ越しを希望されるお客様が多く、春先を見据えた売却準備のご相談が増えてきています。

買主様の動き、雰囲気、感触
・外国人のお客様、特に中国からのお客様が増加しており、地域への関心が高まっています。
・市内中心部での物件を希望される方が多く、利便性の高いエリアが注目されています。
・セカンドハウスや別荘としての利用を目的とした需要も引き続き高い傾向があります。
・一方で、マンションを希望するお客様は減少傾向にあり、一戸建てや土地に対する需要が目立っています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・投資物件の需要が低調で、以前に比べて取引が減少しています。
・小樽市内全体で不動産取引件数が減少傾向にあり、市場の動きが鈍化しています。
・一方で、立地条件の良い物件は依然として人気が高く、早期に買い手が見つかるケースが多くあります。
・老朽化や立地条件の不利などの理由から、売却が難しい物件も一部見受けられる状況です。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
最近の変化として、収益用不動産に関するお問い合わせが以前より減少している点が挙げられます。インフレや金利上昇の影響が居住用不動産以上に顕著であり、加えて火災保険やリフォーム費用の高騰も、不動産投資への資金が回りにくくなっている要因と考えられます。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

著者
不動産市況:小樽中央(検証月 2024年12月)

小樽店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。

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