Vol.438小樽店
不動産市況:小樽中央(検証月 2025年3月)
■検証月:2025年3月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽中央(花園、入船、松ケ枝、最上)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 370件(前月比+ 5件)
戸建 273件(前月比- 13件)
マンション 107件(前月比+ 9件)
合計 750件(前月比+ 1件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・問い合わせ件数が増加しており、不動産の動きが活発になってきています。
・実際に現地での査定を希望される方が増えており、売却の意思が明確な相談が目立っています。
・外国人需要を背景に、「多少価格が高くても売れるのでは」という期待を持つ方も見られます。特に観光地やリゾートエリア周辺では、価格設定に対する意識の変化が見られます。
・雪が降る前に成約を目指したいという希望が多く、今から、年内売却に向けた動きが加速しています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・投資や移住を目的に、外国人のお客様からの問い合わせが増加しており、地域への関心が広がっています。
・市内での住み替えを検討している方は一定数いるものの、現在は様子を見ながら慎重に動く傾向が見られます。
・新築用地をお探しのお客様は、土地情報が出る前から動き始めるなど、早期の情報収集に積極的な方が多いです。
・観光地としての魅力や法制度の整備もあり、民泊利用を目的とした物件の需要が引き続き高まっています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・今年は外国人の来訪者が増加しており、観光地周辺では不動産に関する問い合わせも例年より多く見られます。
・インバウンド需要の高まりを受けて、一部の事業者は民泊運用を目的に新築物件の建築を進める動きも出ています。
・物価や金利、買い手の経済的背景を反映して、地価や中古住宅の相場は過熱感が落ち着き、安定した推移を見せ始めています。
・一方で、収益用不動産に関する問い合わせは減少傾向にあり、投資市場はやや慎重な雰囲気となっています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
今後の不動産市況については、雪解けが進むにつれ、市内で住み替えを希望される実需層が増えていくと予想されます。それに伴い、現地査定のご依頼も増加し、市場への物件供給も多くなる見込みです。ただし、実質所得の低下により、価格が高い物件は売れにくくなる傾向があり、今後も価格は横ばい、もしくは下落傾向で推移する可能性があります。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

小樽店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。
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