Vol.572小樽店

不動産市況:小樽中央(検証月 2025年8月)

■検証月:2025年8月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽中央(花園、入船、松ケ枝、最上)

不動産売却中物件数(小樽市)
土地  352件(前月比+  6件 前年比-  1件)
戸建  294件(前月比+ 12件 前年比+ 22件)
マンション  83件(前月比+ 7件 前年比+ 14件)
合計  729件(前月比+ 25件 前年比+ 35件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・体力的に広い家の維持管理が難しくなり、売却を選択される方が増えています。雪かきや庭の手入れなど、日常的な負担を軽減したいという声が目立ちます。
・お子様の独立で部屋が余る、夫婦二人には広すぎるといった理由から、ライフスタイルに合った住まいへの住み替えを希望されるケースが多くなっています。
・相続したものの、利用予定がないため売却を決断される方が増えています。特に遠方に住む相続人様からは「管理が難しいので処分したい」というご相談が目立ちます。
・高齢者施設入居をきっかけに、自宅を売却される方が増加傾向です。残されたご家族の負担を減らしたいという思いから、売却を早めに進めるケースが多く見られます。

買主様の動き、雰囲気、感触
・観光や投資を背景に、外国人の購入希望者が増えており、物件探しが進んでいます。現地に直接訪れるケースも目立ち、具体的な検討に入る方も少なくありません。
・市内中心部では利便性を重視し、住宅の他、店舗や事業用としての土地を探す動きもあります。特に、立地条件が良い小規模地にも関心が寄せられています。
・購入希望者の中には住宅ローンを利用せず、現金でスピーディーに契約を進める方が多いのが特徴です。資金計画の明確さから、取引が早くまとまるケースも増えています。
・観光資源が豊富な地域では、セカンドハウスや民泊用として物件を探す方が多く、居住だけでなく収益性を兼ね備えた利用を前提に検討される動きが広がっています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・利回りの確保が難しくなり、投資家の動きは鈍化しています。その結果、投資目的の取引件数は減少傾向にあります。
・金利上昇や物価高で家計の負担感は増しているものの、「生活基盤としての住まい」は依然として安定した需要があり、堅調に取引が進んでいます。
・別荘や民泊用物件への関心は根強く、特に観光地や利便性の高い地域では、新たな生活拠点や副収入源としての需要が多く見られます。
・為替や観光需要の後押しもあり、外国人購入希望者が増加傾向です。国内需要に加え、グローバルな視点で市場が動いています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
外国人による不動産購入は今後もしばらく続くと見込まれます。そのため、地元の方には敬遠されがちな立地の物件であっても、「眺望が良い」「特別な雰囲気がある」といった点が評価され、取引につながるケースが予想されます。地元需要だけでは判断できない動きが出てきているようです。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

報告担当
不動産市況:小樽中央(検証月 2025年8月)

【不動産歴】
2001年より
【累計取引件数】
売買取引件数 1050件 賃貸仲介件数 1000件

小樽店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。

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