Vol.522小樽店
不動産市況:小樽中央(検証月 2025年7月)
■検証月:2025年7月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽中央(花園、入船、松ケ枝、最上)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 346件(前月比- 7件 前年比+ 3件)
戸建 282件(前月比- 1件 前年比+ 22件)
マンション 76件(前月比- 5件 前年比+ 5件)
合計 704件(前月比- 13件 前年比+ 30件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・ご高齢の方を中心に、「将来の生活を見据えて住み替えたい」「資産を現金化しておきたい」という理由で売却を検討されるご相談が増えています。
・冬の除雪負担を避けるため、「雪が降る前に売却を進めたい」という声が多く、秋から冬にかけて動きが活発になる傾向があります。
・相続をきっかけに売却を検討するケースが依然多く、名義整理や資産分割とあわせてご相談をいただくことが増えています。
・インターネット経由で初めて査定を依頼された方が、数か月から1年ほど検討した後に具体的な売却活動へ進まれるケースが増えており、情報収集段階からのサポートが重要となっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・近年は外国人の方からのお問い合わせが増加しており、観光地やリゾートエリアを中心に物件探しが活発です。
・別荘やセカンドハウスを目的とした需要に加え、民泊や宿泊施設として活用したいという収益性を重視した相談も多く寄せられています。
・一方で、マンションを探す方は比較的少なく、戸建や土地を中心に需要が集中している印象があります。
・新築を計画されるお客様の動きは堅調で、土地探しや建築プランの具体的なご相談が増えています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・マンションの管理費や修繕積立金は年々値上がりが続いており、購入検討者にとってランニングコストが大きな判断材料となっています。
・火災保険についても、加入条件が厳しくなり、保険料の上昇が進んでいるため、物件購入後の維持費用を慎重に試算される方が増えています。
・戸建住宅に関しては、在庫が限られている中で需要が堅調に推移しており、条件の良い物件は早期に売却が決まる状況です。
・一方で、マンション市場は全体的に成約スピードが鈍化しており、価格設定や管理状況によって動きに差が出やすくなっています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
現在、不動産市場は売り手にとって好機といえる状況です。地元の方があまり選ばないような、山間部の物件や駐車場のない物件でも、現金化につながるケースが増えています。居住用だけでなく、別荘や民泊としての需要も引き続き堅調です。その一方で、投資用不動産の問い合わせは減少傾向にあり、価格はやや下落しています。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当

【不動産歴】
2001年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1044件 賃貸仲介件数 1000件
小樽店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。
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