Vol.494小樽店
不動産市況:小樽中央(検証月 2025年6月)
■検証月:2025年6月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽中央(花園、入船、松ケ枝、最上)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 353件(前月比- 2件 前年比+ 19件)
戸建 283件(前月比+ 4件 前年比+ 42件)
マンション 81件(前月比+ 6件 前年比+ 15件)
合計 717件(前月比+ 8件 前年比+ 76件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・冬季の積雪に備えて「雪が降る前に売却を済ませたい」というご相談が増えており、年内の契約を目指す動きが活発化しています。
・「管理が負担になってきた」「施設への入居が決まった」といった理由で、一戸建の売却を検討される高齢の方からのご相談が目立ちます。
・最近は契約や査定など具体的なご依頼が多くなっていますが、その多くが1年ほど前に初回お問い合わせをされたお客様で、時間をかけて検討された様子がうかがえます。
・お問い合わせの約半数がインターネット経由となっており、情報収集から相談までWEB上で完結される傾向が強まっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・外国人のお客様の来店やお問い合わせが継続しており、物件の用途や立地に対する関心も多様化しています。
・「民泊を始めたい」といった収益目的での購入希望が目立ち、小樽らしい景観やアクセスの良いエリアが注目されています。
・予算を抑えた購入を希望される方が多く、特にリフォーム前提の安価な物件や古家付き土地への関心が集まっています。
・ローンを組まずに現金で購入されるケースも増えており、スピード感のある取引を希望される傾向が見られます。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・今年は海外からの不動産購入ニーズが顕著で、特に観光地や風情ある立地に対しては、外国の方からの問い合わせが増え、実際の成約につながるケースも目立っています。
・小樽エリアの注目度が高まる中、新規参入の不動産会社も見受けられ、地域内の売却競争が徐々に活発化しています。
・古民家風や広い敷地、開放的な眺望など、個性的な特徴を持つ物件は築年数に関係なく魅力を感じる層が一定数おり、引き合いが継続しています。
・土地については、利便性や景観などによって需要の差が大きくなっており、売れ行きが地域によって明確に分かれる傾向が見られます。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
今年は、海外のお客様からの問い合わせが多く、市内の方が選ばないような「坂の上の物件」や「駐車場のない物件」でも成約に至るケースが増えています。ただし、こうした需要がいつまで続くかは不透明です。築年数の経った住宅をお持ちの方にとっては、今が売却の良いタイミングかもしれません。ぜひ、お気軽に一度、ご相談してみてください。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当

【不動産歴】
2001年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1040件 賃貸仲介件数 1000件
小樽店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。
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