Vol.587小樽店

不動産市況:小樽市南部、東部、中央(検証月 2025年8月)

■検証月:2025年8月
■報告担当:柴田朋也
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市南部(銭函、桂岡周辺)、東部(新光、望洋台、桜周辺)、中央(住ノ江、入船周辺)

不動産売却中物件数(小樽市)
土地  352件(前月比+  6件 前年比-  1件)
戸建  294件(前月比+ 12件 前年比+ 22件)
マンション  83件(前月比+ 7件 前年比+ 14件)
合計  729件(前月比+ 25件 前年比+ 35件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・お子様が市外にお住まいのため「近くで暮らしたい」とのご相談が増加。通院・買物・公共交通の利便性を重視し、売却と新居探しを同時に進める傾向です。
・新小樽駅への期待感から周辺整備や将来の利便向上を見据え、「開業時期や計画に合わせた売出時期・価格戦略を検討したい」と、相場確認や情報収集が活発です。
・駅近・平坦地・生活インフラが整う地域は反響が早い一方、郊外は見せ方や情報発信の工夫で関心を高める提案が重要との認識が広がっています。
・住み替えの進め方の多様化、資金計画や二重負担の回避、仮住まい活用、現況販売の可否など、個別事情に沿ったご相談が増え、丁寧な行程設計が求められています。
 
買主様の動き、雰囲気、感触
・建築コストの上昇を背景に、「建物に予算を回すため、土地はできるだけ手頃に」という声が増えており、価格優先の土地探しが増えています。
・地形に関しては、除雪や建築のしやすさから平坦地を希望される方が多く、実際にニーズが集中しています。
・新築用地については選択肢が豊富な状況が続いており、条件に合う土地を比較検討しやすい市場環境となっています。
・一方で、建築費用の高騰に伴い「どこまで建物に資金を投じられるか」を意識する方が多く、土地選びと建物計画のバランスを重視する傾向が強まっています。
 
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・地域間の二極化が顕著です。需要の高い都市部や平坦地の物件は成約が早い一方で、人口減少のエリアや利便性に乏しい地域では買い手が付きにくく、格差が鮮明になっています。
・古くて安価な住宅はリフォーム費用の負担が大きく見込まれるため、購入検討者の足が遠のく傾向があり、売却までに時間を要するケースが増えています。
・観光地や利便性の高いエリアを中心に、外国人や道外居住者からの購入相談が目立っており、用途もセカンドハウスや投資目的と多様化しています。
・利便性や立地だけでなく、敷地の広さや眺望といった特長を備えた物件は、古さがあっても需要が残りやすく、競争力を維持しています。
 
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
近頃、小樽市の不動産を検討されるお客様の中には、外国人の方が増えてきています。市内の方からすると不便に思える立地でも、海外の方にとっては眺望や街並みの雰囲気が大きな魅力に映り、実際にご成約につながるケースもあります。このように、立地の価値は見る人の視点によって大きく変わるため、売却を検討されている方にとっては、これまでにない新たな可能性が広がってきているといえます。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

報告担当
不動産市況:小樽市南部、東部、中央(検証月 2025年8月)

【不動産歴】
2012年より
【累計取引件数】
売買取引件数 748件

小樽店 柴田 朋也小樽市内では毎年約2,000人ほどの人口減少となっていますが、最近は移住されたり二拠点居住の対象として選択される方も増えていて街が明るくなる兆しを感じています。 今後も当社が目標とする、不動産流通を通じた地域貢献ができればと思っております。小樽はとても魅力的な街で、国内外の各地から多くの観光客が訪れる場所としても知られています。 この街の豊富な地域資源から、他地域より移住したいとお問い合わせくださる方もたくさんいらっしゃいます。 今後も不動産の売買を通して、少しでも地域の発展に寄与したいと考えています。不動産の売却・購入を検討されている方は、是非、当社にご相談ください。

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