Vol.272小樽店

不動産市況:小樽市南部、東部、中央(検証月 2024年7月)

■検証月:2024年7月
■報告担当:柴田朋也
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市南部(銭函、桂岡周辺)、東部(新光、望洋台、桜周辺)、中央(住ノ江、入船周辺)

不動産売却中物件数(小樽市)
土地 343件(前月比+ 9件)
戸建 260件(前月比+ 19件)
マンション 71件(前月比+ 5件)
合計 674件(前月比+ 33件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・札幌などへの移住をきっかけに、自宅の売却を考える方が目立ちます。
・売主様にはご高齢の方が多く見受けられます。
・査定を依頼されるものの、売れないと思っている方が多く、売り出しに消極的な姿勢の売主様も少なくありません。
・建物が古いため解体した方が売れやすいかといったご質問もいただきます。

買主様の動き、雰囲気、感触
・高額物件には手を出しづらい買主様がほとんどです。
・新築の価格が上がっていることが影響し、更地へのお問い合わせは減少傾向にあります。
・築年数が浅めの住宅が需要が高いですが、価格も高くなりがちなため躊躇する買主様も見られます。
・平坦な立地にある物件が好まれやすい印象です。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・平坦地を中心に高価格で取引されている状況です。
・古いお宅はどうしても売りづらいのが実情です。
・需要の高い地域と低い地域の乖離が大きく、価格の幅も広くなりがちです。
・売れづらい地域の物件でも、どのように魅力を発信していくかが課題になっています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
小樽市内は古いお宅も多く、解体を視野に入れる方も多いかと思います。ただ解体したとしても、更地にした場合に売れる場所か否かを考える必要もあり、建物があった方が成約になりやすいこともあります。札幌などでは、解体した方が売りやすいということが多々あるようですが、小樽の市況を考えますと、平坦な立地が好まれる傾向があり、解体してもなかなか成約になりづらい実情もあります。解体される前に一度ご相談を頂ければと思います。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

著者
不動産市況:小樽市南部、東部、中央(検証月 2024年7月)

小樽店 柴田 朋也健康には自信があります。平成24年より不動産業に従事しており、まだまだ勉強中の身ではありますが、持ち前の体力で日々向上心を持ちお客様と向き合い成長していきたいと思っております、お客様に満足していただけるサービス提供を心がけ仕事に打ち込みます。

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