Vol.444札幌手稲店

不動産市況:札幌市手稲区(検証月 2025年4月)

■検証月:2025年4月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:札幌手稲店
■担当地域:札幌市手稲区

不動産売却中物件数(札幌市)
土地 2268件(前月比-  109件)
戸建 2379件(前月比-  72件)
マンション 3488件(前月比+ 20件)
合計 8135件(前月比-  161件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・複数の不動産会社に査定を依頼して比較する方が増えています。価格だけでなく、対応の丁寧さや実績なども着目されるようです。
・確実な取引を求め、買取のご相談が多く寄せられています。早期売却や手間をかけずに進めたいというニーズが背景にあります。
・安心感から、地元の不動産会社に売却を任せたいという声が多くなっています。地域事情を理解している点を重視されるケースが目立ちます。
・売却後も住み続けたいという理由で、リースバックを考える方が増えています。高齢の方を中心に、住環境を変えずに資金を確保したいという動きが見られます。

買主様の動き、雰囲気、感触
・JR駅等から徒歩圏内など交通利便性の高いエリアは、通勤・通学のしやすさから引き続き高い人気を集めています。
・自由な間取り設計や生活スタイルに合わせたいという希望から、新築用地を探すお客様が多く見られます。
・高齢化や生活の利便性を求めて、戸建からマンションへの住み替えを検討するご相談が増えています。
・建物の構造や立地条件が良ければ、リフォームを前提に戸建を再活用したいというニーズも根強くあります。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・近年では、不動産会社が物件を買取り、リフォームなどを施して再販するケースが増えており、一般流通よりも短期間で販売される傾向があります。
・再販物件を含め、売出価格は相場よりやや高めに設定されることが多く、買主側は慎重に見極める動きが見られます。
・実際の成約時には価格交渉が入るケースが多く、売出時よりも値下げされた金額でまとまることが一般的です。
・これまで続いていた価格上昇の流れが落ち着きを見せ始めており、市場は徐々に下落傾向へと移行している印象です。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
最近では、建売業者や不動産会社による物件の売り出しが増えていますが、物価や住宅ローン金利の上昇によって、購買意欲が弱まり、物件が売れ残るケースが目立ってきています。その結果、供給が需要を上回る「供給過多」の状態となり、一時は上がっていた不動産価格も、現在は横ばいから下落の傾向へと向かっている状況です。今後は、価格の動きにも注意しながら検討していくことが大切です。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

著者
不動産市況:札幌市手稲区(検証月 2025年4月)

札幌手稲店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。

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