Vol.417札幌手稲店
不動産市況:札幌市手稲区(検証月 2025年2月)
■検証月:2025年2月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:札幌手稲店
■担当地域:札幌市
不動産売却中物件数(札幌市)
土地 2433件(前月比- 55件)
戸建 2523件(前月比+ 47件)
マンション 3508件(前月比+ 70件)
合計 8464件(前月比+ 62件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・買取を希望する方が増え、早期売却や手続きの簡便さを求める傾向が強まっています。
・複数の不動産会社に査定を依頼し、価格や対応を比較する方が増えています。
・冬季は相談が減少するものの、春の売却に向けた準備を進める方も多く見られます。
・営業担当者との信頼関係を重視し、安心して売却を進めたいという声が増えています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・住宅用や事業用として土地を探している方が多く、立地や広さに対する条件が多様化しています。
・通勤の利便性やお子様の学校区を重視し、職場や学区内で物件を探す方が増えています。
・家族で複数台の車を所有するケースが多く、駐車スペースの広さを重視する傾向が強まっています。
・除雪の負担を考慮し、雪を捨てるスペースや管理のしやすさを事前に確認する方が増えています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・中古戸建の価格は下落傾向にあり、特に築年数が経過した物件やリフォームを要する住宅は、価格調整が求められる場面が増えています。
・土地の取引は続いているものの、数年前の価格設定のままでは売れ残るケースが多く、地価も緩やかに下落している状況です。
・冬季は積雪の影響で売り出し物件が減少し、売主側も春以降の市場活性化を見越して動く傾向があります。
・駅近や商業施設が充実したエリアの物件は、需要が安定しており、価格が下がらず高値を維持している状況です。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
立地の良いエリアでは価格が安定している一方で、駅から離れた地域ではバスの便が減少するなど、不便さが増している状況です。その結果、JR駅の徒歩圏内とバス沿線のエリアでは、不動産価格の差がますます広がり、二極化が進んでいくのではないかと考えられます。今後、不動産の売却や購入を検討する際には、この価格差の傾向を意識することが重要になりそうです。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

札幌手稲店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。
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