Vol.497札幌手稲店
不動産市況:札幌市手稲区(検証月 2025年6月)
■検証月:2025年6月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:札幌手稲店
■担当地域:札幌市
不動産売却中物件数(札幌市)
土地 2,295件(前月比+ 43件 前年比- 111件)
戸建 2,356件(前月比+ 4件 前年比- 255件)
マンション 3,292件(前月比- 40件 前年比- 364件)
合計 7,943件(前月比+ 7件 前年- 730 件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・「すぐには売らないが、将来的にどうするか考えておきたい」というご相談が増えています。相場確認や売却時期の見極めを希望されています。
・離婚に伴う資産整理として、持ち家の売却を検討されるケースが目立ちます。スムーズな手続きやプライバシーへの配慮を求める声も多いです。
・売却活動の負担を避けたい方からは、仲介よりも「手間のかからない買取」を希望される傾向が強まっています。
・維持費や生活スタイルの変化を背景に、売却後は賃貸住宅へ住み替えたいというご相談が増加しています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・新築住宅を検討されている方は一定数おり、立地や予算のバランスを見ながら候補地を慎重に選ばれています。
・ご家族でお車を2台所有されているケースが多く、駐車スペースの確保は物件選びの重要な条件のひとつとなっています。
・築30年以内の戸建てを希望される方が目立ち、リフォーム費用を抑えながら安心して住める建物状態を重視する傾向があります。
・駅近や管理体制の整った物件などを中心に、マンションへの住み替えや購入を希望される方からのお問い合わせも増えています。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・築10年以内の戸建住宅が市場に多く出ており、設備や内装の新しさから購入検討者の注目を集めやすい傾向にあります。
・築40年を超える物件は老朽化の影響で解体前提のケースが多く、建物付きではなく「土地」としての流通が主流になりつつあります。
・売り出し物件数は一定数ありますが、初回価格は相場よりやや強気に設定されることが多く、反響の状況を見ながら価格調整されることが一般的です。
・JR駅近くの立地では、利便性の高さから価格が高めでも需要があり、他地域に比べて成約までのスピードが早い傾向が見られます。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
札幌手稲区では、JR沿線とバス沿線とで地価に差が出てきています。特にバス便の本数が減っている影響もあり、利便性の高いJR沿線へと人の流れが集中しつつあります。今後は、このような動きがさらに進み、土地価格の二極化がより鮮明になると考えられます。売却や購入をお考えの際は、立地条件の変化を踏まえた判断が重要です。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当

【不動産歴】
2001年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1044件 賃貸仲介件数 1000件
札幌手稲店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。
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