Vol.439札幌市手稲
不動産市況:札幌市手稲区(検証月 2025年3月)
■検証月:2025年3月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:札幌手稲店
■担当地域:札幌市手稲区
不動産売却中物件数(札幌市)
土地 2377件(前月比- 56件)
戸建 2451件(前月比- 72件)
マンション 3468件(前月比- 40件)
合計 8296件(前月比- 168件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・雪解けとともに現地確認がしやすくなり、お問い合わせが徐々に増えてきています。売却や査定の相談が活発になっています。
・離婚をきっかけに不動産の売却を検討される方からのご相談も見受けられます。共有名義や今後の住まいについて整理したいというお声が多く寄せられています。
・過去に当社をご利用いただいたお客様からの再相談が増えています。一度ご縁のあった方が再度ご相談くださることで、信頼関係の継続が感じられます。
・知人やご家族からの紹介によるお問い合わせも多くなっています。実際に当社を利用された方のご紹介が、新たなご相談につながるケースが増加しています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・価格よりも物件の状態や管理状況、構造のしっかりしたものを重視して選ぶお客様が増えています。
・自由設計を希望する方や将来的な資産価値を見据え、土地から探す動きが活発化しています。
・購入費を抑えつつ、自分好みに手を加えたいという考えから、中古住宅をリフォームして活用するニーズが高まっています。
・全体的に市場の動き出しがやや鈍く、購入検討者も慎重にタイミングを見ている様子がうかがえます。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・築年数の浅い物件も多く市場に出回っており、内外装の状態が良いものが目立つため、購入検討者から一定の関心を集めています。
・売主側の希望や周辺相場を踏まえ、やや強気な価格設定で売り出されるケースが多く見受けられます。
・実際の成約においては、購入者との価格交渉が入り、売り出し価格を下回ってまとまるケースが増えています。
・交通利便性の影響は大きく、特にJR駅から距離がある物件は問い合わせが伸びにくい傾向にあります。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
現在、物件の供給はやや少なめで、取引件数も大幅には増えにくい状況です。しかし、適正な価格設定であれば購入希望者の動きも見込めます。特にJRから離れたエリアでは価格の下落が進み、今後はJR沿線との価格差がさらに広がる「二極化」が進行する可能性があります。価格戦略が重要な時期です。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者

札幌手稲店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。
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