Vol.619札幌市手稲区
不動産市況:札幌市手稲区(検証月 2025年10月)
■検証月:2025年10月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:札幌手稲店
■担当地域:札幌市手稲区
不動産売却中物件数(札幌市)
土地 2,323件(前月比+ 19件 前年比- 314件)
戸建 2,249件(前月比- 15件 前年比- 186件)
マンション 3,175件(前月比- 61件 前年比- 196件)
合計 7,747件(前月比- 57件 前年比- 696件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・買取を希望される方が増えています。確実かつスピーディーな取引を求める方が多く、買取への関心が高まっています。
・複数の不動産会社へ相談される方が増えています。価格だけでなく、対応の速さや提案内容を比較される傾向があります。
・高齢を理由に、住み替えを検討されるケースが目立ちます。札幌圏や高齢者向け住宅など、生活のしやすい地域への移転を希望される方が増加しています。
・雪の管理への不安から、冬前に動かれる方が増えています。屋根雪の処理や通路の除雪などが負担で、「次の冬を迎える前に整理したい」との声が多く聞かれます。
買主様の動き、雰囲気、感触
・学区を中心に土地を探す動きが強まっており、「子どもの通学環境を優先したい」というご家庭から新築用地の相談を多くいただいています。
・中古住宅をリフォームして再利用する動きも定着しており、「新築にこだわらず、自分好みに整えたい」という考えの方が増えています。
・マンションについては価格上昇の影響から、「新築は手が届きにくい」との声が多く、中古マンションを検討する方が増えています。
・駐車スペースは2台以上希望される方が多く、現実的な条件として重視されています。雪の多い地域では特に需要が高い傾向です。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・新築マンションの価格上昇が続いており、購入層の一部が中古市場へ流れている傾向が見られます。
・不動産会社間の競争が激しく、買取案件では価格の上振れが目立ちます。複数業者の査定を比較して条件を見極める売主も増えています。
・一方で、土地価格はこれまでの上昇から落ち着きを見せ、安定局面に入っています。過熱感がやや和らいだことで、実需に沿った動きが増えています。
・市場全体としては、相場よりも高値で売り出される物件が散見されます。買い手の選別意識が高まるなか、現実的な価格設定が成約への鍵となっています。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
札幌手稲区の不動産市場では、相場よりも高めな価格を設定して、販売している物件が多く見られます。そのため、販売期間が長期化しやすく、売主様は早期成約を望まれている状況です。今後は価格を調整する動きが増え、少しずつ実勢に近い水準へと下がっていく可能性があると思われます。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2001年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1067件 賃貸仲介件数 1000件
札幌手稲店 小林 康之弊社は数ある不動産会社の中からお客様に選んでいただくために、マーケティングやブランディングなど常に改善を行っております。自分自身もそんな会社に負けないようにアップデートし学び続け、お客様との信頼関係を作るよう努力し、その輪を広げて行きたいと考えております。
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