【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：Ｍ・Ｔ 様
■年代：90代
■ご職業：無職
■お住まいの地域：江別市野幌代々木町
■ご相談の地域：江別市野幌若葉町
■売却理由：資産処分
■お問合せ方法：インターネット

【ご相談内容】
高齢の母が入院しており退院の予定がないので、隣近所の迷惑にならないよう空き家になっている不動産の売却を考えています。娘である私にとっても初めてのことで、どのように進めたらよいのかわからないのでアドバイスをお願いします。また、名義人である母は近ごろ状態があまりよくなく外出などは難しい状態ですが、そのような場合でも家を売却できるものなのかどうかも聞きたいです。

【ご提案した解決策】
まずは娘さんとお会いし、査定価格の根拠と売却の流れ・経費などに関するご説明をしました。不動産の名義人であるお母様が90代で入院中とのことで、売却に関する意思表示に問題ないかどうか聞いたところ怪しいとのことだったので、司法書士と一緒に病院に伺い、事前にご本人様確認と売却の意思表示の確認を取りました。お母様は会話ができる状態にあり、その場で問題なく確認が取れたので、売却を進めることになりました。すぐに買い手が見つかりましたが、契約前に所有者であるお母様が他界されました。相続人の娘さんとしても売却の方向性は変わらないとのことで、相続登記をしてから、買主様と契約して無事に売却できました。

【担当営業として大切にした要点】
事前に司法書士とともに病院を訪ねご本人様確認をした際に、不動産の所有権移転登記の書類にも記名捺印をいただきました。ご高齢で入院中の売主様に負担をかけないよう、売却後に再度お会いして手続きを行うことなく、一度で済ませられるよう配慮しました。