【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：Ｓ・Ｋ 様
■年代：50代
■ご職業：会社員・公務員
■お住まいの地域：栃木県
■ご相談の地域：黒松内町
■売却理由：資産処分
■お問合せ方法：ネット

【ご相談内容】
以前、北海道に住んでいました。その時の家を黒松内に残してあるのですが、固定資産税だけかかっている状態で困っています。北海道を離れた時は、その不動産がまた必要になる機会があるかもしれないと思いそのままにしていましたが、もう使う見込みはなさそうです。空き家にしてから10年程経過しており、建物も劣化していると思われますが、売れるものでしょうか。何とか手放せる手立てがあれば教えてほしいと思います。

【ご提案した解決策】
現地を確認しましたら建物の劣化がかなり進んでおりましたが、道道に面した敷地でした。行政の方からも特定空き家に指定されているわけではありませんでしたので、土地としての需要があるかもしれないと思い、現状渡しで古家付きの土地として販売することをご提案しました。
また、この地域は水資源保全地域というエリアに該当しており、売買の3か月前に届け出をしないといけない地域でした。買い手が決まったとしてもすぐに取引が出来ない状態ですと、せっかくのチャンスを逃してしまう恐れがありますので、売主様にはすぐに届け出を出しておくことも併せてお伝えしました。

【担当営業として大切にした要点】
地域性を考え需要者を想定することに重きを置きました。また各地方特有の法令や規制がありますので、それらを先廻りしてお伝えすることで、スムーズな取引ができるように心がけました。自身も新しい地域を担当したり、様々な法規制に接する度にアップデートが必要と感じました。