Vol.663札幌手稲店
母親が施設に引っ越し、空き家になった家を売却したい。
当社にて仲介販売
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:S・I 様
■年代:80代
■ご職業:無職
■お住まいの地域:札幌市西区
■ご相談の地域:札幌市手稲区
■売却理由:資産処分
■お問合せ方法:ネット
【ご相談内容】
先日、年配の母親が施設に入所するため引っ越し、それまで住んでいた家が空き家になりました。私は所有者である母親の息子ですが、すでに持ち家があるため今後も実家を使用することはない見込みです。かといってそのまま放置しておくわけにもいかないので、売却を考えています。室内には母親が住んでいた時のまま荷物が残されており、一緒に処分できるのならありがたいです。まずは家の査定と、残置物撤去費用の見積もりをお願いします。
【ご提案した解決策】
売却予定のお家に伺い、査定を行いました。残置物撤去の費用は写真で見積もりが取れるため、室内を撮影させていただきました。築40年以上の建物でしたが、解体せずにそのまま売りたいとのご希望でしたので、中古戸建として査定しました。また、所有者であるお母様は施設に入所していたため、失礼ではありますが、意思表示(売却意思の確認)が可能かどうかお聞きしました。すると若干の認知症もあり、日によって変わるとのことでしたので、司法書士による本人確認及び意思確認が必要となりました。それをせずに売りに出し、万一お母様の意思確認が取れなければ売却できず、後見制度という時間と手間のかかる手続きが必要となります。今回は査定と同時に司法書士が本人確認を行い、無事に意思確認が取れたので、売りに出せることになりました。
【担当営業として大切にした要点】
このようなご相談の場合、息子(娘)さんが窓口として手続きを進めてくれるため、施設にいらっしゃる不動産の名義人様と直接お会いする機会があまりありません。そこで必ずご本人は意思確認が可能かどうかを事前に伺い、微妙な場合は必ず先にご本人確認を行うようにしています。
著者
札幌手稲店 星 尊之北章宅建株式会社札幌手稲店の星です。担当している手稲区は社会人1年目に担当させていただいたことがあり、第二のふるさとみたいなものです。2年目からは別の区で約10年仲介をさせていただきましたが、また戻ってこられて縁を感じています。人生で何度も経験することない不動産の売却、購入ですので、わかりやすく、楽しくお手伝いさせていただきます。お気軽にお問い合わせください。また、店舗にもお気軽にお立ちより下さい。心よりお待ちしております。
この担当者がいる店舗のページ