石狩市に限らず北海道のあらゆる地域では自然が豊かであるため、四季折々の草花を楽しめる雄大な敷地の公園が点在しています。
今回は石狩市でも穴場となっている「はまなすの丘公園」の特徴や見どころ、アクセス方法について詳しくお伝えしていきます。

はまなすの丘公園ってどんなところ？

石狩市には地元の方はもちろん観光客も楽しめるスポットが点在しています。
その中の一つが、豊かな自然との共生が楽しめる「はまなすの丘公園」です。
こちらの公園にはどのような特徴や見どころがあるのでしょうか。

雄大な自然と美しい夕陽が眺められる

北海道らしい雄大な自然を一面に感じることができるのが、なんといってもはまなすの丘公園の一番の魅力です。
日本海と石狩川の交わるところが敷地となっており、なんとその広さは約46ヘクタールととても広いです。
数字だけを見てもピンと来ないかもしれませんが、東京ドームに換算すると約10個分とかなりの広さであることがわかります。
はまなすの丘公園では公園の名前にもなっている「はまなす」の花はもちろん、180種類もの植物が自生しており、四季折々で違った表情を見せます。
その中でもメインの植物と言えるのがやはりはまなすですが、見頃は6月下旬から7月上旬と初夏であり、期間はやや短めとなります。
また見頃のピークよりはやや早いですが、6月中旬の1日のみ「はまなすフェスティバル」が開催され、美味しい石狩グルメや有志のステージなども楽しめます。
楽しみ方は色とりどりの草花だけではありません。
はまなすの丘公園は海を眼下に広がった公園であり、周りに遮るものもないのでサンセットが非常に綺麗です。
爽やかな昼間に訪れるのも良いですが、ロマンチックな大人の雰囲気を感じたいなら夕方の来園がおすすめです。

石狩市のシンボルである石狩灯台も

はまなすの丘公園には石狩のシンボルと言われている「石狩灯台」が存在します。
灯台と海、自然との融合は非常に美しく、どこか力強くも感じられるでしょう。
石狩灯台は1892年に開設され、それ以来現在まで100年以上もの間、海の安全を守ってきました。
設置場所ははまなすの丘公園の入り口付近ですが、これはこの辺りが河口であったという証でもあり、現在の形状とは全く違うことが分かると、非常に感慨深いですね。
ちなみに映画「喜びも悲しみも幾歳月」の中の舞台となったこともあり、知る人ぞ知る有名スポットとなっています。
1892年の当初は木造六角形の白黒２色だった「石狩灯台」は、1957年の映画ロケの際、スクリーンに映えるように赤白2色へ塗り替えたと言われています。

はまなすの丘公園ヴィジターセンターの楽しみ方

はまなすの丘公園には自然や灯台以外にも楽しめるスポットが存在します。
それがはまなすの丘ヴィジターセンターと呼ばれるもので、公園内の遊歩道が始まる手前に設立された公園の管理棟です。
館内は売店をはじめ、はまなすの丘公園に関する写真が掲示されており、自由に見学できます。

「ハマナスソフトクリーム」と写真展示が楽しめる

はまなすの丘ヴィジターセンターは、１階が売店、2階が写真展示コーナーと展望施設になっています。
1階の売店・軽食コーナーでは名物の「ハマナスソフトクリーム」がおすすめ！
はまなすはバラ科の植物であるため、ほんのりピンクがかった見た目と華やかな香りが特徴でとっても可愛らしいですよ。
2階は公園内を撮影した季節の写真が展示されていたり、テラスからは石狩灯台や石狩湾、石狩川を望むことができます。

はまなすの丘公園へのアクセス方法は？

はまなすの丘公園へのアクセスはJR札幌駅からだと自家用車で約23キロほどです。
公共交通機関を使われる際には、北海道中央バス札幌ターミナルから「石狩線」に乗車し、終点「石狩」を降車後徒歩約20分で到着します。

美しい自然と景色に癒されよう

石狩市の中でも穴場の公園として、今回ははまなすの丘公園をご紹介しました。
はまなすはもちろん、数多くの草花を楽しむことができますので、石狩市にお越しの際はぜひ立ち寄ってみてください。

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