マンションのこと2022.04.14

50代のマンション買い替えでリスクを少なくする方法

今回は、50代でマンションを買い替える時のリスクや注意点をご紹介します。
詳しくは次の項で触れますが、50代といえば子供が巣立って家族構成の変わる人も多い年代です。それに伴って住まいの買い替えを検討される人も多いのではないでしょうか。今回はマンションへの買い替えに着目し、注意するべきポイントを解説します。

なぜ50代でマンションへ買い替えるのか

50代でマンションへ買い替える理由として、代表的なものに次のような点があるのではないでしょうか。

①家族構成の変化
子供のいる家庭の場合、50代頃になると子供が進学や就職を機にそれまで育ってきた家を離れ、独立していくことも多いでしょう。
子供が巣立っていくと今まで手狭だった家でも、急に空間が余り無駄に広くなってしまうこともあります。
また使わない部分にも関わらず、掃除やメンテンナスなどの手間は今までと同様に掛かってきてしまいます。
そのため、ファミリータイプの間取りから、夫婦2人で暮らすために適した広さの家に買い替えることも多いようです。

②相続税対策として
不動産はその名義人が将来的に亡くなった時に、資産として相続されます。
その際、譲り受けた相続人に対し相続税がかかるため、相続税対策として一戸建てからマンションに買い替えること人もいるでしょう。
というのも、マンションは評価額が高い土地の部分について、他の所有者と共有しており、お部屋の床面積に応じた割合しか持ち分がないため、一戸建てと比べて評価額が低くなります。またマンションの場合、部屋が南向き・設備が充実している等の理由で、固定資産税評価額(自治体が決定する金額)が左右されないため、不動産の市場価値よりも相続税評価額が低くなる仕組みとなっています。そのため、相続時に節税効果を発揮するのです。

③住宅ローンの利用を考えて
50代前半であればまだ定年退職まで時間があることもあり、新たに住宅ローンを組める可能性は十分にあるでしょう。
ただし、借入期間の制限や、定年退職を見据えた収入の減少なども視野に入れながら、慎重に検討することが望ましいと思われます。

④買い替える気力と体力
物件探しや引っ越しには、気力と体力が必要です。
家庭の状況や年齢など、さまざまな見方から買い替えるという気持ちが減退してしまい、いざ行動に移そうと思っても億劫になってしまうこともあるでしょう。
そのため、将来的にマンションを検討されているようなら、買い替えに積極的に動けるタイミングで探し始めることをおすすめします。

50代でマンションを買い替える注意点とは

50代でのマンションの買い替えで失敗してしまうと、その後の生活に大きく影響してしまいます。
そこで、失敗しないように対策できる3つの注意点を押さえておきましょう。

① 毎月の管理費や修繕積立費に要注意
物件の規模や築年数によって、毎月の管理費や修繕積立金の支払いが大きくなってしまうことがあります。また、購入時は払っていけそうな金額でも、年月とともに値上がりする可能性もあるため、それを見越した資金計画が大切です。
住宅ローンの返済額を抑えることや、相続税対策ができたとしても、管理費や修繕積立費で金が思わぬ金額となり損をしてしまうこともあるので注意しましょう。

②住宅ローン返済の滞納
住宅ローンを組む時には金融機関の審査がありますが、審査に通ったからといって高額な金額のローン返済計画も止めておきましょう。
定年退職後もゆとりの持てる返済計画を立て、余裕をもって早めに完済するつもりで進めていくと安心です。

③マンションの売買には諸費用がかかる
マンションを購入するときに忘れがちなのが諸費用です。
物件価格ばかりに目が行きがちですが、諸費用も意外と高額になり、支払いの負担になるので注意しなくてはいけません。
物件価格が高いほど諸費用の金額も大きくなり、物件価格のおおよそ5%前後が必要になります。
このようなコストも頭に入れておきましょう。

まとめ

50代でのマンションの買い替えは、注意すべきポイントがわかっていれば失敗のリスクも軽減できます。
初めてマンションを購入する場合でも、リスクを頭に入れた買い替え計画をしておけば、無理のない物件選択ができて安心できるでしょう。

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著者
50代のマンション買い替えでリスクを少なくする方法

札幌手稲店 野口 祥子

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