不動産売却のコツ2019.04.09
家の売却時、ハウスクリーニングはするべき?
こんにちは!
イエステーション北章宅建 江別店 営業の藤本です。
家を売却する際は家をきれいに掃除しましょう!
その際、清掃にはプロのハウスクリーニングを利用した方が良いのでしょうか?
今回は家の売却時のハウスクリーニングの必要性についてのお話。
ハウスクリーニングを依頼するべき?必要ない?
依頼するとしたら全室?一部?その場合の相場は?
など、ハウスクリーニングに関する疑問を解消します!
家の売却時にハウスクリーニングは必須?
家を売却する際、ハウスクリーニングが必須というわけではありません。
しかし、売却活動や売買契約後の物件引き渡しをスムーズに進めるためにはハウスクリーニングを行うメリットはあります。
もちろん、ハウスクリーニングをしたからと言って必ずしも家が高く、早く売れるわけではありませんが、売却時には家の中を掃除してきれいにしておいた方が良い印象を与えるのは確かです。
特に不動産会社の査定時および内覧時にはできる限りキレイにしておいた方が、その後の販売意欲や購入希望者の購買意欲に良い影響があると想像できますよね。
普段からある程度掃除をしているなら、ちょっと頑張るだけでも随分印象は違います。
「そうは言っても掃除は苦手……」と思う方は、思い切ってプロのハウスクリーニングを依頼するのもひとつの方法です。
もちろん契約のためという以外にもキレイな状況で家の引き渡しをした方が両者にとって気持ちよく取引できますよね。
ですから「ハウスクリーニングは必須ではないが、できるなら依頼するのがおすすめ」というのが共通の見解といえるでしょう。
ハウスクリーニングを依頼するならココだけは押さえよう
プロのハウスクリーニング業者へ依頼すれば家中ピカピカで安心ですが、一軒家の全部屋の清掃を依頼するとなると建坪30~40坪程度の標準的な2階建て住宅で、10万円以上はかかってしまいます。
家の売買では大きなお金が動くので、細かい経費はなるべく抑えたいもの。そこで、あまり汚れていない場所や自分で掃除ができる場所は自分で掃除し、自分では掃除がしにくい場所や落としにくい汚れがある場所だけプロの業者へ依頼するという方法もあります。
内覧者も全部屋を細かく確認できるわけではないですから、よく見られる場所を重点的に清掃してもらえば大丈夫!
特に対応したいところとしては次のような場所があります。
キッチン、トイレやお風呂といった水回り
水回りは毎日たくさん使う場所で、キッチンやレンジフードの油汚れ、お風呂や洗面台の水垢、カビ、トイレの黄ばみなどの汚れも溜まりやすいです。
しかも長年溜まったカビや水垢は自分で落としきるのは難しいですよね。
水回りの清潔感は家の印象をもっとも左右する大切なポイントです!
キッチンや水回りのクリーニング相場は下記のような感じです。
- キッチン:10,000~20,000円程度
- レンジフード:10,000~20,000円程度
- 浴室:10,000~20,000円程度
- 洗面台まわり:6,000~10,000円程度
- トイレ:6,000~10,000円程度
エアコン
エアコンも長年使っているとフィルターが汚れたりカビが生えたりしてしまいます。
稼働した時に嫌なにおいがしないように清掃をしておきましょう。
室外機の清掃機も忘れずに。
エアコンクリーニングの相場
- 1台10,000円程度
- 室外機洗浄3,000円~4,000円程度
窓
窓が汚れているのは意外と目立ちます。
自分で窓を拭くこともできますが、拭き跡を残さずに仕上げることや高い位置にある窓は自分では難しいのでプロに依頼することをおすすめします。
窓、サッシのクリーニングの相場
- 窓の大きさや位置にもよりますが、1枚1,000~5,000円程度
そのほか玄関や照明器具なども目につきやすいポイントです。
こちらは汚れがひどくなければ自分で清掃をし、きれいな状態をキープするようにしましょう。
安心できるハウスクリーニング業者を選ぶには?
信頼できる良いハウスクリーニング業者を選ぶポイントをご紹介します。
料金が明確である
案内パンフレットやホームページに料金をしっかり記載している、打ち合わせ時に明細入りの見積もりを出してくれるなど、料金を明確にしている業者は信頼できます。
安ければ良いということではないので、料金だけでは決めないようにしましょう。
得意分野を確認
水回りの清掃が得意、リビングの清掃が得意など、業者によって得意分野は違います。
必要としている清掃個所を得意としている業者を選ぶようにしましょう。
「プロ」が来てくれるかどうか
ハウスクリーニング業者に期待するのは「プロの清掃技術」。
ところが業者によっては派遣されてくるのが経験の少ないアルバイトばかり……なんてことも珍しくないので注意が必要です。
清掃担当者の経験や実績なども確認し、ハウスクリーニングのプロを派遣してれる会社を選びましょう。
損害保険には加入しているか
清掃中に誤って家具を壊してしまった、壁に傷をつけてしまったといった事故が起こる可能性もあります。
業者がそういった事故に備えて損害保険に加入しているかもチェックポイントのひとつ。
リスク管理をしっかり行っている会社かどうかの判断材料にもなります。
まとめ
- 家の売却時にはハウスクリーニングをおすすめします。掃除で家の価値が大きく上がるわけではないですが、きれいな状態にしておくことで査定時や内覧時の印象をアップし、スムーズな売却活動につながります。特に掃除が苦手という方はプロのハウスクリーニング業者に依頼することで自分では落としきれない長年の汚れもプロの技でピカピカに!売却後の引き渡しも安心して行えます。
- 全部屋をハウスクリーニング業者へ依頼すると高額になります。あまり汚れていない場所や自分で掃除できる場所は自分で掃除をし、汚れがひどい場所や目につきやすい場所だけハウスクリーニング業者へ依頼するというのもひとつの方法です。部分的であれば費用は数万円程度で済みます。オススメ箇所はキッチンやトイレなどの水回りは特に重点的に、余裕があればエアコンや窓なども依頼すると良いでしょう。
- 信頼できるハウスクリーニング業者を選ぶことも大切です。料金が明確か、必要な清掃個所と得意分野が合致しているか、プロが来てくれるか、損害賠償保険に入っているかなどの情報をチェックしながら選びましょう。
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