こんにちは！
イエステーション北章宅建 江別店の寺杣です。

不動産売却の際には、少しでも高く・スムーズに売りたいものですよね。
そんなときには、ホームステージングという手法もぜひ検討してみてください。

ホームステージングとは、不動産をまるでモデルハウスのようにコーディネートし、物件の魅力を伝わりやすくする手法です。

今回のコラムでは、不動産売却でのホームステージングについて解説します。
ホームステージングの概要やメリット、不動産売却時にホームステージングする方法やその費用についてもご紹介しますね。

 

不動産売却の際に行うホームステージングとは？

ホームステージングとは、不動産の内装を家具やインテリアでコーディネートして、物件の魅力が伝わりやすくする手法です。
インテリアコーディネーターなどが参加し、物件をまるでモデルハウスのように整えます。

新築住宅を購入する際、モデルハウスやモデルルームに足を運んでイメージを膨らませることがよくありますが、ホームステージングは、その中古物件バージョンです。

購入希望者にとっては、不動産購入後の新生活をイメージしやすく、購入の決断をするきっかけのひとつになるでしょう。

売主にとっては、物件の魅力がしっかり伝わるので早く・高く売れる可能性が高まることがメリット。
すてきにインテリアコーディネートされた部屋は中古物件の中でも目を引くので、内見希望者が増えることにもつながり、購入を検討する人が増えればその分、早く・高く売れる可能性が高まるのです。

このようなホームステージングの手法は1970年代にアメリカで始まったといわれており、現在は日本でもさまざまな企業がホームステージングのサービスに参入していますよ。

 

不動産のホームステージング方法3つとそれぞれのメリット・デメリット

不動産売却をスムーズに進めるためにホームステージングをする場合、大きく分けて3つの方法があります。

 

自分で行う

インテリア雑貨や家具を購入したり、DIYしたりと、自分自身でホームステージングを行う方法です。
一部のインテリアを変更する、空間にアクセントをつけるなど部分的なものなら自分でも可能で、費用を安く抑え、手軽にチャレンジできるのがメリットです。

ただし規模や内容によっては大きな費用や時間がかかりますし、リフォームをともなうような大がかりなものは自分では難しいでしょう。

また、プロの仕事と比べると仕上がりが見劣りしてしまう可能性もあります。

 

業者へ依頼して行う

ホームステージングのサービスを行っている業者へ依頼する方法もあります。

インテリアや不動産などのプロが、ターゲットに合わせた内容のコーディネートをしてくれるので仕上がりは抜群！
大きな効果を期待できるでしょう。

家具の購入、搬入、設置なども業者が行ってくれるので、楽ちんです。

ただし、自分で行うよりも費用がかかるのがデメリットです。
ホームステージングの内容によっては高額になる可能性もあります。

 

バーチャルホームステージング

バーチャルリアリティー（VR）コンテンツを利用して、ホームステージングする方法です。
物件内の画像をCG加工して希望のインテリアを配置し、VRで確認します。
インターネットを利用した内覧なども増えている現代だからこその方法です。

実際にホームステージングをするよりも短時間、低コストで実現できるのがメリット。
ターゲットに合わせてインテリアコーディネートを複数パターン用意したり、家具あり・家具なしを切り替えたりして比較できるのもVRならではです。

デメリットは、家具が実物ではないのでイメージが異なってしまう可能性があること、業者によってCGのクオリティに差が出る可能性があることが挙げられます。

 

不動産をホームステージングする費用を確認！

ホームステージングにかかる費用は、その内容や規模によって大きく異なります。
たとえば自分で行う場合は、インテリア小物を買い足すだけなら数千円で済むかもしれませんし、家具の購入で数万円かかるかもしれません。

業者に依頼するなら、15万円～30万円程度が目安。
こちらも部屋の広さや数、家具は購入なのかレンタルなのか、写真のみのプランなどもあり、内容によって費用が変わります。

バーチャルホームステージングの場合は、加工にどのくらい手間がかかるのか、静止画か動画か、外観のCGも必要か……といった点で費用が変わってくるでしょう。

ホームステージングサービスは、不動産会社のほか、リフォーム会社、家具・インテリア会社、遺品整理会社などが提供していて、最近ではバーチャルホームステージングの専門業者なども登場していますよ。

 

まとめ

・不動産のホームステージングとは
不動産のホームステージとは、物件の内装をモデルハウスのようにすてきにコーディネートして、物件の魅力を伝えやすくする手法。購入後のライフスタイルが想像しやすくなるので、不動産が早く・高く売れる可能性が高まります。

・ホームステージングの方法とメリット・デメリット
不動産のホームステージングは、「自分で行う」「業者へ依頼する」「バーチャルホームステージングをする」の3つの方法があります。それぞれ費用や効果にメリット・デメリットがあるため、予算や希望に合わせて選ぶと良いでしょう。

・不動産をホームステージングする費用
不動産のホームステージングは、その規模や内容によって費用が異なります。自分で部分的に行うなら数千円や数万円から、業者へ依頼するなら15万～30万円程度が目安でしょう。バーチャルホームステージングではCGの編集にどのくらい手間がかかるかによって費用が異なります。

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