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引越しや住み替えのこと2024.04.19
住み替えの相談はどこにするのが良い?相談先や相談後の流れを解説
こんにちは。イエステーション北章宅建 小樽店の枝久保です。
住み替えをする場合、「どこに相談するのが良いだろう」と迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「住み替え」といっても、人によって住み替えの方法が異なり、相性の良い相談先も違ってきます。
今回のコラムでは、住み替えの相談先として代表的なものをご紹介いたします。
住み替え相談後の流れもあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
住み替えの相談先をご紹介
住み替えとは、現在住んでいる賃貸物件を解約、あるいは持ち家を売却して、新居に引越すことを指します。
新居の取得パターンは、下記3つのいずれかが一般的です。
- 既存住宅(中古物件)を購入する
- 賃貸物件を借りる
- 注文住宅を新築する
そのため、住み替えの主な相談先として、次の4つが挙げられます。
- 持ち家を売る&新居を買う → 不動産売買仲介会社
- 新居に賃貸物件を選びたい → 不動産賃貸仲介会社
- 新居に注文住宅を希望している → ハウスメーカーや工務店
- 住み替えするか検討中である → 自治体や業界団体
上記のとおり、「どこからどこへ」住み替えるのか、人によって状況は異なり、相性の良い相談先も違います。
どんなケースと相性が良いのかとあわせて、主な相談先のご紹介をしていきましょう。
不動産売買仲介会社
不動産売買仲介会社とは、不動産の売り主と買い主の間を取り持って、売買契約を結ぶためのサポートをしてくれる不動産会社です。
不動産売買のノウハウに長けているため、持ち家をなるべく高くスムーズに売りたい、希望の新居を購入したいという場合、ベストな選択肢といえます。
物件所在地の情報に強く、売りたい物件の種類(一戸建てやマンションなど)が得意な会社に任せれば、より良い条件の買い主・新居候補を見つけてくれる可能性が高いでしょう。
高く売れれば、それだけ多くの資金を新居取得に充てられるので、希望の住まいを得やすいというメリットもあります。
賃貸の仲介も行なっている会社を選べば、「賃貸するか購入するか迷っている」という場合にもスムーズに対応できますし、注文住宅を建てたい場合は、提携先のハウスメーカーや条件に合う相談先の窓口となってくれます。
実際に、北章宅建では、住み替えに関するご相談にも多数対応しております。
▶実際の住み替え事例を見る
物件への知識が深く、「どんな住み替え先が良いか」という相談にも臨機応変に対応してもらえるので、迷った場合は不動産売買仲介会社に相談するのがおすすめです。
不動産賃貸仲介会社
不動産賃貸仲介会社は、物件を貸したい人と借りたい人を仲介する不動産会社です。
賃貸物件を主に扱っているので、賃貸物件に新居を求めるならおすすめの相談先といえます。
ハウスメーカー・工務店
ハウスメーカーと工務店は、どちらも住宅工事を請け負う会社ですので、注文住宅をご希望の場合に、おすすめの相談先です。
注文住宅の建材や設備の組み合わせを選んで、ある程度決まった間取り(プラン)で建てる場合はハウスメーカーを、デザインの自由度を高めたいなら工務店を選ぶと良いでしょう。
自治体や業界団体
自治体や業界団体は住み替え相談会を主催していることがあり、情報収集にも役立ちます。
必ず開催しているわけではありませんが、「自治体や業界団体名+住み替え相談」で検索してみてください。
「住み替えするか迷っている」「ほかの人はどうしているのだろう」と、まだ住み替えを検討中の段階なら、判断材料を得る良い機会になるでしょう。
住み替えの相談後の流れを確認
相談後は、実際に住み替えるまでどのような流れになるのでしょうか。
ここでは、持ち家の売却希望の場合を例に、住み替えの流れをご紹介します。
流れのパターンとして大きく分けると、売却を先に進める「売り先行」、新居取得を先に進める「買い先行」があります。
売り先行の場合
売り先行の場合は、まず不動産売買仲介会社に相談し、持ち家の売却を進めます。
【持ち家売却の流れ】
- 不動産会社に査定を依頼する
- 不動産会社と仲介(媒介)契約を結ぶ
- 広告や内覧など販売活動を行う
- 買い主と売買契約を締結する
- 売買代金の決済、物件の引き渡しを行う
売却を先に行う場合は、買い主が決まってから物件引渡しまでの猶予期間を設け、その間に住み替え先を探す方法があります。
但し、その期間内に次の住まいが見つからなければ、仮住まいする必要も出てきます。そういった負担を軽減するために、売却を進めながらある程度、転居先に目星を付けておくと良いでしょう。
なお同一の不動産会社に売り買いを任せれば、両者のスケジュールを調整するといった、柔軟な対応がしやすくおすすめです。
買い先行の場合
買い先行の場合は、不動産会社に相談して、中古物件の購入や、注文住宅に必要な土地探しを進めます。
【新居購入の流れ】
- 問い合わせや内覧などで物件情報の収集を行う
- 希望する物件に購入申し込みする
- 住宅ローンの事前審査など購入の準備を進める
- 売り主と売買契約を結び、住宅ローンを申し込む
- 売買代金の決済、物件へ引越しする
【注文住宅購入の流れ】
- 土地探しを行う
- 間取りの設計を行い、見積もりを取る
- 住宅ローンの事前審査を行う
- 工事請負契約を結び、住宅ローン本審査を行う
- 住宅完成後、建築代金の決済、物件へ引越しする
注文住宅の場合は、土地探しからハウスメーカーや工務店へ直接相談する方法もありますが、売却と同一の不動産会社にそれぞれの窓口となってもらう方法なら、売り買いを同時期に進めやすいでしょう。
住み替えを同一不動産に依頼するメリットは、こちらのコラムで詳しくご紹介していますので、ぜひあわせて参考にしてください。
住み替えは同じ不動産会社か別の会社か?メリット・デメリットを解説
住み替えの相談をスムーズに進めるポイント
住み替えの相談をスムーズに進めるコツとして、次の2つのポイントを押さえておきましょう。
- 資金計画を立てておく
- 「売り先行」か「買い先行」どちらで進めるか決めておく
まず重要なのが、住み替えに関わるお金を確認し、資金計画を立てておくことです。
持ち家の住宅ローンが残っているなら、「最低いくらで売る必要がある」と想定して、希望の売却内容を相談先に提示できるからです。
加えて、「いくらまでなら新居の取得(購入や建築など)に使える」と予算がわかれば、新居のグレードや、選べる間取り、建材や設備の幅も絞り込めます。
そして、「売り先行」「買い先行」のどちらで進めるかも、資金計画に関わってきます。
売り先行ならば、売却代金を住宅ローンの完済や新居の取得費用に充てられますが、買い先行の場合は、自己資金が必要です。
また、人によっては「いつまでに売却、新居への引越しが必要」とスケジュールが差し迫っている場合もあります。
自分の置かれている状況を整理し、希望の住み替え方法を把握しておけば、相談がスムーズに進めやすくなるでしょう。
住み替えのタイミングや、「売り先行」「買い先行」のメリット・デメリットは、下記のコラムで詳しくご紹介しています。
住み替えの売却・購入はタイミングが大事!後悔しないタイミングを解説
家の住み替えの手順を徹底解説!「売り先行」の流れやメリット・デメリットとは?
家の住み替えの手順を徹底解説。「買い先行」の流れやメリット・デメリットとは?
まとめ
●住み替えの主な相談先は4つある
住み替えの主な相談先には、不動産売買仲介会社、不動産賃貸仲介会社、ハウスメーカーや工務店、自治体や業界団体が挙げられます。
●住み替え時の相談先は「不動産売買仲介会社」がおすすめ
賃貸物件に住み替えるなら不動産賃貸仲介会社、注文住宅を建てたいならハウスメーカーや工務店といった特徴の違いはあるものの、全般的な相談先としては不動産売買仲介会社がおすすめです。売買を主に扱うので、持ち家を売却し新居取得を目指すにはベストな選択ですし、賃貸物件の紹介や、注文住宅建築の際のハウスメーカーなどへの窓口にもなってくれるでしょう。
●住み替え相談の前に資金計画や住み替え方法を考えておこう
資金をどう工面するのか、売却と新居取得のどちらを先に進めるのかといった希望の住み替え方法を整理しておけば、相談がスムーズに進めやすいでしょう。
北章宅建は、不動産に関するご相談を全て無料で対応しています。
空き家に関する相談や無料査定、相続問題など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
著者
小樽店 枝久保 良太平成27年4月より入社致しました。日々勉強して一生懸命頑張らせていただきます。 父母が小樽市内で商売を行っており、昔からこの街には馴染みがあります。2017年に地元に住宅を購入し、よりお客様の気持ちに寄り添いたいと改めて思います。小樽は海と山が近くにあり、自然が多い所が魅力です。 大学時代はサッカーをやっており、冬はスキーを楽しんでいました。これからも休日などに続けていけたらなと思っています。 北章宅建株式会社をこれからも宜しくお願いします。
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