Vol.39小樽駅前店
築年数が経過している物件には、思わぬ出費がつきもの。
【お客様の背景】
■氏名:N・S 様
■オーナー様年代:50代
■管理物件築年数:1981年築(昭和56年築)
■管理物件種別:賃貸アパート
■管理物件地域:小樽市
【管理業務で起きた事詳細】
数年前に、オーナーさんが築数十年の状態で購入された物件での出来事です。ガスの検針時にガス漏れが発見されたということがありました。原因は立上り管の腐食によるものでした。
それに伴い、ガス立上り管を交換することとなりましたが、その後の調べで、埋設管も腐食が進んでいることも分かり、同時にガス管の入替工事が必要となりました。オーナーさんにとっては、急遽かつ、思わぬ出費となりました。
【ご提案した解決策と大切にした要点】
・オーナーさんにとって、良くない内容の報告であっても、なるべく早く正確に伝えること。
・自分の目で現地を実際に確認し、現場作業の下請けの方にも直接話を聞くこと。
・ガス会社から現状と今後考えられるリスク等を、しっかり聞取りすること。
・オーナーさんへガス会社から聞取りした内容を、正確に伝えること。
・当初想定されていなかった内容・出費となるため、費用の支払期日についてはガス会社との交渉等を試みること。
【物件オーナー様へのひと言】
ガス漏れの報告を受けた時は、年数が古いので致し方ない気もしましたが、その後の調べで埋設ガス管の腐食がわかり、困惑されるだろうな、報告するの嫌だなと正直思いました。20年以上この仕事をしていますが、そういった気持ちは昔から変わらず、オーナーさんに共感するからこそ感じるように思います。