Vol.43小樽駅前店
家賃の遅延や滞納、騒音や近隣トラブル、暴言により退去を強制執行。
【お客様の背景】
■氏名:A・W 様
■オーナー様年代:40代
■管理物件築年数:1978年築(昭和53年築)
■管理物件種別:賃貸アパート
■管理物件地域:余市町
【管理業務で起きた事詳細】
お住まいいただいた当初より、ちょっとした騒音や近隣トラブルなどが目立つ借主様がいました。注意等しても強い口調で会話が成り立たない感じの方で、家賃も遅れ遅れでしたが、支払いの督促にも応じられませんでした。長期に渡る諸手続きにより、強制執行にてご退室いただくという結末となりました。
【ご提案した解決策と大切にした要点】
借主様が生活保護を受けているからと言っても、滞納や遅延などに備えて、予め賃貸保証会社との保証委託契約を結んだ上、賃貸借契約を取り交わしておくことが大切だと改めて思いました。また借主様とのやりとりの中で、自分の常識が全てではないことを感じさせられました。そんな中でも適切な対処をするために、自力解決可能な問題とそうでない問題を分けて考えるようにし、解決の方向を定めていきました。また並行して次に目を向けることも大事だと判断し、次の借主さんを迎える準備に前向きに取り組みました。
【物件オーナー様へのひと言】
最終的に強制執行となり、ご退室という残念な結果となりました。ただ賃貸保証会社との保証委託契約で、滞納家賃の回収、強制執行にかかる費用等の持ち出しはなく、物件オーナー様への負担は最小限にとどめることが出来たかなと考えます。また見方を変えれば、次に良い借主様がお住まいになるための過程だったと言えます。