Vol.156小樽店
不動産市況:小樽市北部、西部、中央(検証月 2024年4月)
■検証月:2024年4月
■報告担当:枝久保 良太
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市北部(手宮、高島周辺)、西部(長橋、幸、オタモイ周辺)、中央(富岡、稲穂周辺)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 305件(前月比 – 13 件)
戸建 220件(前月比 – 21 件)
マンション 67件(前月比 – 8 件)
合計 592件(前月比- 42 件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・春を迎え、家族連れで査定のご相談に来られる機会が増えてきました。
・札幌へのお引越しを検討している方からの住み替え相談が増加傾向にあります。
・相続で不動産を取得したが、遠方におり管理が出来ないというお声が多く聞かれます。
・所有者ご本人が高齢者施設に入居するため、親族の方から査定のご依頼を頂くケースも多くなっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・新築のハウスメーカーさんからの、土地のお問合せが増加傾向にあります。
・ニセコの不動産価格が高騰したため、海外の方もニセコではなかなか購入できなくなってきており、車でニセコまで行くことのできる小樽で物件をお求めになるケースが目立つようになりました。
・不動産投資をこれから始めたいという方からのお問合せは減少傾向にあります。
・今年の冬までに引越し希望のお客様からのご相談が増えております。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・住み替え需要は平坦なエリアが高いですが、山の上などの傾斜地は本州や札幌のお客様、海外の方からのお問合せがあります。
・新築の建築単価が上がったため、築浅の中古住宅の流通性が高まっている傾向があります。
・管理費や積立金が上がっているマンションが目に付き、ランニングコストを気にする買主様が増えているように感じます。
・駐車スペースの無い物件の動きが鈍く、逆に駐車スペースが3台分以上あると早期成約が見込める状況です。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
新築の建築単価の高騰や住宅ローン控除の改定、マイナス金利の解除などから新築の着工件数が減少傾向にあります。その影響で、新耐震基準の中古戸建てで駐車スペース2台分以上の需要が高まっており、今後も続くのではないかと思われます。
また、利便性があまり良くなくても山の上にあり敷地が広い物件や、海が見える物件などは、ニセコの物件価格が高騰したことにより、オーストラリアや台湾など海外の方からの需要が増えるのではないかと考えられます。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者
小樽店 枝久保 良太平成27年4月より入社致しました。日々勉強して一生懸命頑張らせていただきます。 父母が小樽市内で商売を行っており、昔からこの街には馴染みがあります。2017年に地元に住宅を購入し、よりお客様の気持ちに寄り添いたいと改めて思います。小樽は海と山が近くにあり、自然が多い所が魅力です。 大学時代はサッカーをやっており、冬はスキーを楽しんでいました。これからも休日などに続けていけたらなと思っています。 北章宅建株式会社をこれからも宜しくお願いします。
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