Vol.849小樽店
不動産市況:小樽中央(検証月 2025年11月)
■検証月:2025年11月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽中央(花園、入船、松ケ枝、最上)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 364件(前月比+ 4件 前年比+ 15件)
戸建 287件(前月比- 3件 前年比- 15件)
マンション 78件(前月比- 8件 前年比- 14件)
合計 729件(前月比- 7件 前年比- 14件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・「雪が降る前に引っ越したい」というお問い合わせは一時的に増えましたが、現在はやや落ち着きを見せています。売却活動を翌春以降に見送る動きも出始めています。
・契約後の引渡し時期を、来春に設定してほしいというご相談が目立ちます。冬季の移動や引越し負担を避け、時期をずらして進めたいという意向が多くなっています。
・「今シーズンの売却は難しいかもしれない」と判断をされる方も見られます。ただし、買主側からの問い合わせは一定数あり、動きは止まっていません。
・外国人投資家の動きを意識される方も増えています。特に観光地周辺では、海外需要を背景に市場の可能性を感じている売主様も多くなっています。
買主様の動き、雰囲気、感触
・海外からの購入希望者が増えており、土地・建物ともに国籍を問わず幅広い層が物件検索に動いています。地域性や将来価値への関心が高い印象です。
・「日常とは別の拠点を持ちたい」という需要が強く、セカンドハウスや別荘としての利用を前提に相談されるケースも増えてきています。
・観光需要の高まりを背景に、民泊や短期滞在向けの運用を想定して物件を探す方が多く、間取りや立地が事業に合うかを重点的に確認されます。
・資金計画をシンプルに進めたいという意向から、現金での即決購入を希望される方が増加しており、スピード感のある取引が多い状況です。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・低価格帯の物件は、実需・投資いずれの目的でも選ばれやすく、問い合わせが途切れず堅調に動いています。
・一方で、中古マンションは価格高騰が影響し、購入を慎重に判断する方が多く、市場に在庫が積み上がりやすい状況となっています。
・築浅の戸建やマンションの売り出しは限られており、状態の良い物件は公開直後に反応が集まる傾向が強まっています。
・中心部は依然として高値で推移する一方、外延部では価格と需要の差が大きく、エリアごとの動きがはっきり分かれる「二極化」が進んでいます。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
外国人による物件購入に規制がかかる可能性があるとの話もあり、「その前に買いたい」という海外のお客様が増えることが予想されています。実際、小樽市内では外国人需要の高まりを受け、中古戸建の成約が前年より増加しており、価格も上昇傾向にあります。この動きはしばらく続く可能性がありますので、売却をご検討の方は早めのご相談をおすすめいたします。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
報告担当
【不動産歴】
2001年より 【累計取引件数】
売買取引件数 1072件 賃貸仲介件数 1000件
小樽店 小林 康之弊社は数ある不動産会社の中からお客様に選んでいただくために、マーケティングやブランディングなど常に改善を行っております。自分自身もそんな会社に負けないようにアップデートし学び続け、お客様との信頼関係を作るよう努力し、その輪を広げて行きたいと考えております。
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