Vol.166小樽店
不動産市況:小樽市中央(検証月 2024年4月)
■検証月:2024年4月
■報告担当:小林 康之
■所属店舗:小樽店
■担当地域:小樽市中央(花園、入船、松ケ枝、最上)
不動産売却中物件数(小樽市)
土地 305件(前月比 – 13 件)
戸建 220件(前月比 – 21 件)
マンション 67件(前月比 – 8 件)
合計 592件(前月比- 42 件)
※アットホーム数値より
売主様の動き、雰囲気、感触
・雪解けに合わせて本格的に動き出す方が目立つようになりました。
・不動産買取の相談件数も増えてきました。
・机上査定から訪問査定のご依頼をいただく機会も多くなっています。
・公示価格の発表など地価の動向をチェックするなど、ご自身で情報収集されている方もいらっしゃいます。
買主様の動き、雰囲気、感触
・外国人の買主様からの購入相談がますます増えています。
・投資家の方からのお問い合わせは少なくなりました。
・地面が見える季節となってきたため、土地を探す方が動き始めた感じがあります。
・年内の引っ越しを考えている、市内での住み替え検討者様も動き出してきました。
不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・低価格帯の物件は動きが少ない印象です。
・投資用不動産も利回りや出口戦略などを考えるお客様が増え、どんな物件でも売れるという感じではなくなってきました。
・中心部の立地では売主様の想定価格と実勢価格に乖離があるようです。
・マンションも販売が長期化している物件は、引き続き在庫として残っている状況です(お問い合わせが少なくなっています)。
担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
今後の市況としましては、相続登記義務化により古い戸建の供給が増え、低価格帯では道路付けが良くない・駐車場がない物件などが、さらに売れにくくなると考えられます。市内中心部は価格が上昇しているという公示価格の発表がありましたが、実際には数か月前の市場に過ぎず、実勢は横ばいか供給過多の状況から下落に転じる傾向が読みとれます。売却を依頼された物件が少しでも売れやすくなるよう、営業努力を続けてまいります。
※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。
著者
小樽店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。
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