Vol.573札幌手稲店

不動産市況:札幌市手稲区(検証月 2025年8月)

■検証月:2025年8月
■報告担当:小林康之
■所属店舗:札幌手稲店
■担当地域:札幌市手稲区

不動産売却中物件数(札幌市)
土地  2,282件(前月比-    4件 前年比-   233件)
戸建  2,274件(前月比-   56件 前年比-   323件)
マンション  3,230件(前月比-   20件 前年比-   230件)
合計  7,786件(前月比-   80件 前年比-   786件)
※アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触
・相続した不動産を利用せず、管理負担や固定資産税がネックとなり、売却を検討されるケースが多く見られます。
・戸建や広い敷地の管理が難しくなり、冬場の除雪や日常の維持を理由に売却される方が増えています。
・「売却に時間をかけたくない」「手間をかけずに現金化したい」といった理由から、仲介よりも買取を選ぶ方が増加しています。
・財産分与や新生活の準備のために、不動産を売却したいというご相談も目立ちます。売却を通じて資産を整理し、それぞれの生活再建に役立てたいという動きが見られます。

買主様の動き、雰囲気、感触
・中古戸建を購入されるお客様の多くは、購入後にリフォームを行い、自分のライフスタイルに合った住まいへ整える傾向があります。
・購入に際しては住宅ローンのご相談が多く、金利動向や返済シミュレーションに加え、自己資金が少ない場合の融資方法についても具体的に質問される方が増えています。
・お車を2台以上所有されるご家庭が多く、駐車スペースの広さや除雪のしやすさが、物件選びの大きなポイントになっています。
・新築用地を探す方も多く、土地選びでは学区・日当たり・道路付けといった条件のほか、将来の資産価値も視野に入れた比較検討が進められています。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・投資用の動きは落ち着く一方、通勤・学区・将来の住み替えといった生活理由での購入は安定。ご相談~内覧~成約まで堅調に推移しています。
・築10年前後までの売り出しが増加傾向。設備更新の不要感や保証残の安心から、内覧後の意思決定が比較的早いようです。
・解体・更地での販売により、注文住宅や収益用途など設計自由度が高まり、建ぺい率・容積率やセットバック等の条件整理が重要になります。
・買い手は相場・金利・競合物件を精緻に比較するため、初動反響を見た機動的な価格調整と、査定根拠・リフォーム提案等で「納得感」を高める工夫が有効です。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
土地価格は、販売価格と実際の成約価格の差が広がっていることから、少しずつ下落していくと考えられます。一方で、新築マンションの価格や建築費は高い水準のまま推移する見込みです。その結果、新築購入が難しい方が中古住宅市場に流れてくることが想定され、中古市場の需要は引き続き堅調に推移する可能性があります。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

報告担当
不動産市況:札幌市手稲区(検証月 2025年8月)

【不動産歴】
2001年より
【累計取引件数】
売買取引件数 1050件 賃貸仲介件数 1000件

札幌手稲店 小林 康之不動産業に携わる者として公正で安全な取引を心がけ、お客様の立場に立って最善の方法をご提案いたします。 一緒に住まいの華を咲かせましょう。

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