【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：Y・U 様
■年代：50代
■ご職業：無職
■お住まいの地域：江別市
■ご相談の地域：江別市
■売却理由：ご返済関連
■お問合せ方法：ネット

【ご相談内容】
先日市役所から、固定資産税を滞納しているとして差し押さえ令状の書類が届きました。その不動産は親から相続したもので、誰も居住しておらず空き家の状態です。相続人は私と兄なのですが、売却しようにも兄の所在が不明なため、売却できない状況です。市役所からも期限を設けられて、その期日までに売却できないと別の不動産や財産も差し押さえられてしまいます。とても困っているのですが、どうしたら良いでしょうか。

【ご提案した解決策】
たとえ市役所から差し押さえが入っていても、不動産の差し押さえは所有者様からの記名押印が無くては進められません。どうにかしてお兄様と連絡を取れる状況にしてもらう必要がありました。人づてに話を聞いたり色々な書類を辿っていくうちに、お兄様の現住所が判明しました。あとは訪問するか、手紙などを送ってコンタクトをとるしかない状況でした。手を尽くして後日連絡をとれる状況となり、事情を説明して何とか売却までこぎつけることができました。
所有者様の所在不明というのは私にとっても初めてのケースでした。無事に不動産を売却し差し押さえを避けられるかどうか分かりませんでしたが、最後はご兄弟とも安心いただける結果となり安堵しました。

【担当営業として大切にした要点】
所有者様の所在が不明というケースは初めてだったので売却は難しいと思いましたが、弟さんが困っていたので、できる限りのところまでやってダメならダメと割り切りました。結果、売却することができて良かったです。