【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：N・I 様
■年代：40代
■ご職業：会社員・公務員

■お住まいの地域：札幌市
■ご相談の地域：東区
■売却理由：その他
■お問合せ方法：ご紹介

【ご相談内容】
約10年前に今の戸建てを新築で購入しました。当時一緒に住んでいた家族は事情により引っ越し、現在は一人で生活しています。新たに同居予定の人と住むのに次の新築は決めているのですが、資金の関係もあり、今住んでいる家が売れないと新居を購入できません。住宅ローンも残っているので安売りはできませんが、なるべく早めに売却したい希望があります。

【ご提案した解決策】
前提として、売却する際は今ある住宅ローンを完済し、土地建物に設定された抵当権を抹消しなければなりません。査定額が残債を上回っていれば問題ないですが、残債よりも低い場合は、残債よりも高く売るか、差額を自己資金で支払う必要があります。または、新たに購入する家のローンに残債を上乗せする買い替えローンもございます。

次に問題なのが、いつ売れるかわからないので次の新築を購入できず、そのうち別の方に買われてしまう可能性がある点です。そうならないよう、下取り保証という売却方法があります。一定期間内（おおよそ4ヶ月）に売れなければ弊社が買い取るという制度です。それを利用すれば、次の新築購入のスケジュールも立つため、購入が可能です。ただし買い取る価格は相場よりも低くなるため、今回は通常の売却で進めることになりました。

【担当営業として大切にした要点】
今回のケースはよほどタイミングが合わないと次の希望している新築が購入できず、すべてを希望通りに進めるのは難しい状況でした。売主様の優先順位として、手取り額なのか、買い替え先の新築なのかを明確にして、ご提案するよう心掛けました。