Vol.052後志店
長期間賃貸していた住宅の賃借人が退去。売るか貸すか相談したい。
当社にて仲介販売
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:S様
■年代:60代
■ご職業:無職
■お住まいの地域:余市町
■ご相談の地域:余市町大川町
■売却理由:その他
■お問合せ方法:飛込来店
【ご相談内容】
むかし自宅として購入した住宅を住み替えとともに貸出していた。
特に問題もなく、何度か賃借人の入替えもあったが賃貸し続けていた。
昨年末にまた賃借人の退去があったが貸している住宅の築年数も相当年数を経過しており、自身も高齢になってきた為、再度賃貸するのがいいか、この機会に売却した方がいいのかを相談したい。
今現在の不動産相場も知りたいし、賃貸アパート経営等をしているプロではないので、最良の方法を教えて欲しい。
【ご提案した解決策】
地方ではご相談者様と同様にお年を召し、賃貸中物件を保有されているお客様が意外と多くいらっしゃいます。また都市部と異なり賃貸物件の供給数も少ないことから、賃貸すると入居率も高く、特別工夫をこらしていなくても借りたい方が見つかり、困らずに現在に至るというケースも多いです。
このような場面で、私は、いつも売却を主にしたご提案をさせて頂いております。
賃貸住宅の市況も昔から比べると大きく様変わりしており、昔は「大家さんが偉い・貸してあげる立場」という時代もありましたが、現在は専門業者・専業大家さんも増加しており、賃貸業はサービス業へと変化しつつあります。
昨今は地方へ、大手の賃貸アパート建設会社が参入しつつあります。
建設業者が建築した築年数が新しいアパートに、築年数が経過し設備も古い個人所有のアパートが勝つというのは、非常に難しいものです。
古くから貸している方は現在に至るまでに積み上げた賃料収入がありますから、所有されている物件の築年数が今よりさらに経過し、解体の必要性が生じる前に住宅として売れる状態で売却をし、「積み上げた賃料収入+売却益」で利益を確定させることが望ましいと考えます。
解体して売れない土地が残ってしまっては、「積み上げた賃料収入ー(解体経費等+固定資産税負担)」となってしまい、結果としては損です。
賃貸経営に永遠はありません。
形あるものはいつか老朽する時が来ますから、適切な時期を見極め不動産を売却することが必要です。
著者
後志店 梅津 大樹小樽生まれ、小樽育ちです。 自身で不動産購入と売却を行った経験もあり、売りタイ方・買いタイ方のお気持ちに寄り添ったご提案をできればと思い、日々活動しております。今後はより一層地域に密着して活動して参ります。 不動産のお困り事は、私、梅津にお任せ下さい。
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