滝川市は自然に溢れた地であることから、自然豊かな観光スポットがたくさん存在しています。
その中でも滝川市民、北海道民から愛されているスポットが「滝川丸加高原」と呼ばれる、自然豊かな高原です。
こちらでは滝川丸加高原の特徴や楽しみ方についてご紹介していきますので、滝川市に来られた際にはぜひ訪れてみてくださいね。

滝川市の北「江部乙」とはどんなところ？

滝川丸加高原が位置するのは滝川市の中でも北部にあたる江部乙（えべおつ）と呼ばれるところです。
江部乙とは昔北海道空知郡の一部であったのですが、1971年4月1日に滝川市と合併して以来、新・滝川市となった町です。

自然たっぷり！「江部乙りんご」の栽培が盛ん

北海道ではその気候から、りんごを始めメロンやブドウなどの果物の栽培が盛んです。
滝川市以外の地域でも果物を積極的に栽培している地域はありますが、江部乙では特にりんごの栽培が盛んです。
江部乙で栽培、収穫されたりんごは特別に「江部乙りんご」と呼ばれており、北海道有数のブランドリンゴとして知られているのです。
初めて江部乙りんごが栽培されたのは明治28年ととても古く、明治38年に札幌で開かれた北海道農産物品評会に出品するやいなや、1等賞を取った実績を誇ります。

滝川丸加高原の特徴と魅力

ブランドリンゴが育つほど自然豊かな江部乙に存在する滝川丸加高原は一体どのような高原なのでしょうか。
また、どのような楽しみ方ができるのか、初めて滝川丸加高原を訪れる方のために詳しくご紹介していきます。

四季を彩る華やかな草花

滝川丸加高原の一番の特徴といえば、広大な敷地に咲き誇る季節の草花です。
広々とした北海道らしく羊や牛が放牧されているため、自然と動物の融合を間近で観察することができ、フォトジェニックな写真が撮れること間違いなしです。
初夏には滝川丸加高原の一番の見所である菜の花が高原一面に咲き誇り、爽やかでビビットな黄色一色の絨毯へと一気に変化します。
青空とのコントラストは非常に美しく、ただそこにいるだけで幸せな気持ちを感じられるのではないでしょうか。
菜種作付面積は177haと日本一を誇り、その時期にしか見られない貴重な風景を切り取った「北海道感動の瞬間100選」にも選ばれています。
また、この菜の花が全面に咲く時期に合わせて毎年行われる「たきかわ菜の花まつり」は滝川市を代表する大きなイベントとなっており、滝川市民はもちろん、道内外、国内外からも多くの観光客が集まります。
イベント当日には展望台が設置され自由に登れるようになっていたり、「菜の花バス」や「菜の花タクシー」の運行、菜の花を使ったグルメイベント、ステージイベントが開催されます。
一方初秋には以前白、ピンク、紫のコスモスが高原に咲き誇り、こちらも菜の花とはまた違った魅力を感じられていたのですが、平成29年より事情によりコスモスの植栽を行わなくなってしまったようです。
コスモスも菜の花に並んで滝川市のシンボルとして知られていることから、「カントリーサイン」と呼ばれるシンボルと標識を一体化したものにも描かれているので、ぜひまた一面に広がるコスモス畑が復活してほしいものですね。
ちなみに敷地内にあり、多くの人々から愛されてきたオートキャンプ場も現在は営業を休止しています。

滝川丸加高原のアクセス方法

滝川丸加高原に行くにはJR江部乙駅が最寄駅となるので、そちらを利用しましょう。
JR江部乙駅からは車で20分ほどの距離なので、タクシーで向かっても良いですね。
JR滝川駅からは函館本線 各駅停車 旭川行に乗り6分で到着します。

自然を思う存分感じたいなら滝川丸加高原へ

自然豊かな滝川市では、街を歩いているだけでも緑や自然を感じることができますが、より開放的な雰囲気を味わいたい、四季の草花を楽しみたいというのであれば、ぜひ滝川丸加高原に行ってみてください。

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最寄り駅はJR北海道函館本線「滝川」駅より徒歩5分、「栄通」に面するイエステーションの看板が目印です。
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