マンションのこと2022.09.26

マンション売却は間取りも重要。売れやすい間取り、その他のポイントも

こんにちは。
イエステーション北章宅建 後志店の梅津です。

マンションがスムーズに売れるかどうかはさまざまな要素が影響します。
どんな間取りかもそのひとつ。

今回のコラムでは、マンションで売れやすい人気の間取りや、間取りに合わせたターゲット設定の重要性を解説します。
売却に関して押さえておきたいその他のポイントについてもあわせてお伝えしますね。

 

マンション売却で売れやすい間取り・売れにくい間取り

マンションの間取りで売れやすい・売れにくいというのは、つまりは需要の高さです。

需要が高く売れやすい間取りは、3LDKといわれています。
なぜなら、マンション購入を考えるのは子どものいる夫婦、またはこれから子どもを持とうと思っている夫婦などのファミリー世帯が多いからです。

子どもがいるファミリー世帯では、2LDKだと狭く感じられることも多いですし、4LDK以上だと広すぎて部屋を持て余したり予算が合わなかったりします。
3LDKだと賃貸の家賃も高く、それなら子育て環境を整えるためにも購入しようと考える方が多いようです。
そういった意味で3LDKが売れやすいといわれています。

一方、4LDK以上の広いマンションになると、中古であってもその分価格が高くなってしまいます。
高額なマンションを検討する人は、経済的に余裕がある人となりますが、そうなると中古ではなく新築を求める傾向が高まります。

また、4LDK以上の広さが必要な人となると戸建て住宅も検討するはずですので、競合が増えて売れにくくなる可能性があります。

 

マンション売却は間取りに合ったターゲットの見定めが重要

ご紹介したように、買主によって必要となる間取りは異なります。
スムーズに売却するためにはマンションの間取りに合うターゲットを理解し、そこに向けた販売戦略が必要となります。

マンションの間取りごとに売りやすいターゲット層を紹介します。

1R、1K

単身者向け、または投資目的に購入する人向けの間取りとなります。
生活の利便性を重視している人が買うケースが多く、駅や商業施設が近いなど立地の良さも重要。

部屋数が少なく間取りで大きな差が出ないため、立地で差別化がされやすいです。

1DK、1LDK

経済的に余裕のある単身者やDINKS(ディンクス)と呼ばれる子どものいない共働き夫婦、または子どもが独立したあとのシニア夫婦などがターゲット。
交通や生活の利便性が重視される傾向があります。

投資用マンションとしての需要もあり、主な客層をどこに設定するかによって、広告媒体やアピールポイントが変わってくるでしょう。

2K、2DK、2LDK

子どものいない共働き夫婦、子どもが独立したシニア夫婦などがメインのターゲット。
こちらも利便性が重視される傾向があります。

子どもが1人で、3LDKは予算が厳しいという家庭も検討する可能性はありますが、検討の際には賃貸物件とも比較されやすいです。

3K、3DK、3LDK

子どもがいるファミリー世帯や、これから子どもを持とうとしている夫婦などがメインターゲット。
高齢になった親と一緒に暮らすことを想定している場合もあるでしょう。

ご紹介した通り、需要が高い間取りといえます。
人気の間取りではあるもののライバル物件も多いため、他物件との差別化が重要です。

4LDK以上

複数の子供がいる場合や経済的に余裕のある家庭などがターゲット。
4LDK以上だと中古物件でも高額になるので新築と競合したり、広さを求める場合は戸建て住宅とも競合したりします。

価格が高いこと、部屋が多いことで、対象となる家庭は絞られてきます。

 

マンションの売却で間取り以外に重要なポイントも確認

マンション売却では、もちろん間取り以外にも重要なポイントがあります。

とくに大きな影響を与えるのは、立地築年数。
駅や幹線道路から近い、学校や商業施設から近くて生活しやすい、そして新しければ新しいほど売れやすいです。

そのほかは室内外の状態、収納スペースの量、建物の管理・修繕状況、階数や方角・日当たりなども売れやすさを左右します。

階数の違いは、戸建て住宅にはないマンションならではのポイントです。
マンションは階数が高い方が売却に有利といわれており、「マンション売却で階数は重要!高層階・低層階の違いや低くても早く売るコツとは」でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

まとめ

マンション売却で売れやすい間取り・売れにくい間取り
マンションで売れやすい間取りはズバリ3LDK。なぜなら、子どもがいる、またはこれから子どもを持とうとしているファミリー世帯がマンションを探していることが多いからです。ただし、4LDK以上の大きなマンションは、高くなりすぎるため新築や戸建てとも競合し売れにくいともいわれます。

・マンション売却では間取りに合ったターゲット設定が大切
買主によって必要となる間取りは異なります。間取りに合わせたターゲット設定と、それに応じた広告戦略が重要!。1R、1K、1DKは単身者や投資用、1LDK、2K、2DK、2LDKは2人世帯、3K、3DK、3LDKはファミリー世帯がメインターゲットになることが多いです。上記を踏まえて、広告方法について不動産会社に相談してみると良いでしょう。

マンション売却で間取り以外に押さえるポイント
マンション売却ではとくに立地と築年数も大きなポイントで、利便性が良く新しいマンションは売れやすいです。そのほか室内外の状態、管理・修繕状況、階数、方角、日当たりなども売却のしやすさに影響します。

北章宅建は、不動産に関するご相談を全て無料で対応しています。
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マンション売却は間取りも重要。売れやすい間取り、その他のポイントも

後志店 梅津 大樹小樽生まれ、小樽育ちです。 自身で不動産購入と売却を行った経験もあり、売りタイ方・買いタイ方のお気持ちに寄り添ったご提案をできればと思い、日々活動しております。今後はより一層地域に密着して活動して参ります。 不動産のお困り事は、私、梅津にお任せ下さい。

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