マンションのこと2021.04.16

マンションと一戸建ての売却方法が知りたい!何か違いはあるの?

売却を考えている不動産をお持ちの方も多いと思いますが、やはり気になるのは売却方法でしょうか。
保有している物件がマンションの方もいれば、一戸建ての方もいらっしゃると思いますが、どちらも売却方法が同じなのか、それとも違うのか気になりますよね。
両者の売却方法を知っておけば、複数の不動産を持っている場合にもスムーズに対応できるでしょう。
今回はマンションと一戸建て、それぞれの売却方法について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

マンションを売却するには?

現在マンションに住んでいる方が一戸建てに住み替えを考えたり、中には相続などで譲り受けた方もいらっしゃるでしょう。
いずれにしても、「もう必要ない」と判断した時点で売却を検討すると思いますが、マンションを売却するにはどのような方法が用いられるのでしょうか。
あわせてマンションを売却した際のメリットとデメリットも見ていきましょう。

マンション売却の流れ

マンションももちろん不動産であるため、基本的な売却方法は一戸建て住宅の場合と変わりません。
ただし、立地や間取り、築年数などによっては売却までに時間がかかる場合も多く、平均で売却が完了するまで半年ほどかかると言われています。
よほど条件やタイミングが良い場合は3ヶ月ほどで売却ができる可能性もありますが、基本的には「半年ほどかかる」と思っておいた方が無難です。
まず、どこの不動産会社に相談し、力を貸してもらうかを決める必要がありますが、その前にもし可能であれば棟内や近隣で条件が近そうなマンションのお部屋が、いくら位で売りに出ているか調べておくと良いでしょう。
査定価格は築年数や立地などによって大きく左右されますが、いきなり不動産会社へ相談に行く前にある程度の価格を知っておく事が重要です。
話を聞いてみたい不動産会社を何社かピックアップしたら、実際に査定を依頼し販売方法についても聞いてみましょう。その中で、価格面を含め、信頼できそうな会社があれば売却を依頼します。
不動産会社の販売や広告の仕方が上手であればあるほど、早く買主が見つかるでしょう。
内覧などにも対応し、最終的にそのマンションを買いたい人が決まれば契約が成立します。

マンション売却のメリットとデメリット

一見、スムーズに売却が進みそうだと感じられるかもしれませんが、当然マンション売却にはメリットとデメリットがあります。
最大のメリットは、所有している間は毎月ずっと払い続けなくてはならない管理費・修繕積立金・場合によっては駐車場代の負担から解放される点でしょう。
また、賃貸として人に貸す場合の「入居者が入らない」「リフォーム費用がかかる」といった悩みがなくなるのも安心できるポイントです。
デメリットは、「ペット飼育不可」「駐車場が確保できない」などの条件によってはなかなか買主が見つからなかったり、仲介手数料がかかるという点です。
ただし、不動産会社が直接物件を買い取る場合、仲介手数料は不要となりますので、そういった方法も一案として考えてみてください。

一戸建てを売却するには?

マンションの売却と同様に、一戸建て住宅を売却する場合にもいくつかの手順を踏む必要があります。
マンション売却とはどういった点が違うのか、どんなメリット、デメリットがあるのか、一つ一つ見ていきましょう。

一戸建て住宅売却の流れ

一戸建て住宅の場合も、真っ先に不動産会社に相談するのではなく、まずは自分で物件の資産価値を調べておく事が大切です。
特に一戸建て住宅の場合は、マンションよりも立地が悪い事が多く、閑静な住宅街に建っていることも多いため、広さや築年数によってはマンションよりも査定価格が低く算出されてしまう可能性があります。
そういったことも踏まえて、「どのくらいの金額で売れる可能性があるか」をきちんと調べ、適切な価格を算出してくれる不動産会社に依頼することが大切です。
一戸建て住宅は、築年数や立地の影響をマンション以上に受けやすいことから、価格の下限を先に決めておくことをおすすめします。
「どのくらいの金額までなら許せるか」を事前に自分で決めておくことによって、納得できる売却を実現しましょう。
その後の流れはマンションであっても一戸建て住宅であっても同じなので、まずは信頼できる不動産会社を選ぶことが何よりも重要と言えます。

一戸建て住宅売却のメリットとデメリット

一戸建て住宅売却のメリットとして、まず住み替えの資金とすることができる点が挙げられます。
マンションから一戸建てに住む方ももちろんいらっしゃると思いますが、一戸建てからマンションに住み替える方の方が多い傾向にあるためです。
その理由として、子供が巣立って夫婦だけの生活になり、一戸建てほどの広さが必要なくなったためという声がしばしば聞かれます。立地も、一般的にマンションの方が駅や商業施設に近い場合が多く、部屋が狭くなっても利便性の良い所に住みたくなる人もいるでしょう。
また北海道の場合、冬期間の除雪が負担になったり、マンションの方が冬も比較的お車を出し入れしやすいことも住み替えの理由として挙げられます。
一戸建て住宅の場合は築年数が経つにつれて修繕が必要ですが、マンションは管理会社がメンテナンスをしてくれるので、自分で手をかける必要なくなる点も大きなメリットでしょう。
一方デメリットは、築年数が古い場合に補修やリノベーションをしないと売れない場合もあり、売却時に別途費用がかかる可能性があることです。

マンションも一戸建て住宅も基本的な流れは同じ

マンションも一戸建て住宅も基本的に同じような流れで売却が進みます。
売却を行う際には、どちらのケースであっても「信頼できる不動産会社を見つけること」と「納得できる価格で査定、売却すること」を意識してくださいね。

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著者
マンションと一戸建ての売却方法が知りたい!何か違いはあるの?

札幌手稲店 野口 祥子

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