不動産査定について2021.05.11

不動産の査定価格はどのように決まるのか?

不動産を売却しようと考えている方もいらっしゃると思いますが、「自分の不動産はどのくらいの価格で売れるのか?」と気になるのではないでしょうか。
売却するのであれば、できるだけ高い金額で売れた方が良いと考えるのは当然ですし、住み替えを検討している方はなおさら売却価格が重要になってきます。
今回は「不動産の査定額はどのようにして決まるのか」についてご紹介していきます。

不動産会社が査定を算出する

不動産を売却する場合、基本的には不動産会社に依頼して売却が進みます。
どんな物件であっても「おおよそどのくらいで売れるか」と予測するのが査定であり、この査定額に基づいて契約を決定することになります。
よって、査定額に納得のいく不動産会社に依頼しなくてはなりません。
不動産会社が査定額を算出する方法には大きく分けて二種類あり、それぞれの特徴を踏まえておくと安心です。
どちらの査定方法にするかは売主が決めることができますので、要望に沿った査定方法を選ぶようにしてください。

簡易査定

一つ目の査定方法は、今までその不動産会社が行ってきた取引事例を元に価格を算出する方法です。
依頼された売却物件の近くにある、似たような物件が過去いくらくらいで取引され、売買が行われたのかなど、蓄積されたデータを元に具体的な数字を出します。
また、国が出している公示価格や路線価なども参考にし、近年変動があったのか、もしくは将来的に変動がありそうかといったことも考慮した上で価格を決定します。
簡易査定のメリットはあまり時間がかからないことや、メールや電話で簡単に問い合わせられるという点です。
現地調査には行かず、データのみで算出する方法なので、「大体このくらい」という概算が知りたい方には向いている方法です。
簡易査定に関しては、インターネット上で無料一括査定を行っているサイトもありますので、初めて売却をされる方は、まずはこの方法を試してみるのも良いかもしれません。

現地査定

一方現地査定に関しては、実際にその物件の場所まで行くことから「訪問査定」とも言われています。
実際にその物件を確認することで、敷地の形状、状態、立地、日当たり、近隣環境、道路の広さなど細かいところまで確認します。
現地査定では、実際に現場まで足を運ぶのはもちろんですが、建物の図面をはじめ登記簿謄本、権利証など細かな書類を用意する必要があります。
よって、簡易査定よりも時間と手間がかかりますが、その分正確な数字が出やすいと言えます。
また、現地査定が丁寧であればあるほど、その不動産会社の今後の対応にも直結してきますので、急いでいる訳ではないのであれば、なるべく現地査定を選んだ方が良いでしょう。

自分で事前に相場を調べておく

不動産会社に査定を依頼すると、大体その前後の金額で契約が決まることが大半です。
しかし、全て不動産会社に丸投げしてしまうと不安になってしまうかと思いますので、ある程度自分で「どのくらいで売れそうか」という相場を知っておくことが大切です。
不動産会社に査定を依頼する前に、物件の相場を調べるためには、どのような方法があるのか見ていきましょう。

レインズ・マーケット・インフォメーション

自分で不動産価格を調べる方法には大きく分けて3種類ありますが、まずはこちらの方法です。
あまり聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、ざっくり説明すると過去に売買が行われた記録を閲覧することができるサイトです。
管轄は国土交通大臣が指定した全国にある4つの不動産流通機構であるため、信憑性は高いと言えます。
個別の物件は特定できませんが、地域や物件の形態を入力すると取引事例を確認することができます。

土地総合情報システム

レインズ・マーケット・インフォメーションと似たような特徴を持っているのが、土地総合情報システムです。
こちらも管轄は国土交通大臣であるものの、開示されている情報は不動産購入者が答えたアンケートをデータ化したものとなります。
実際に取引を行った記録を個人が国土交通大臣に発信し、それを地域や物件形態別にまとめたサイトとなります。
レインズと同じように、地域や物件形態を入力することによって目的の情報を探し出すことが可能です。

WEB上の物件をチェックする

最後に、地道な方法ではありますが、物件情報サイトなどを一つ一つ確認して、同地域、類似物件の価格を調べるという方法があります。
不動産会社が管理しているポータルサイトには様々な物件が載っていますので、一つ一つ確認するのは骨が折れる作業ですが、「地域名+間取り」を入れると比較的ピンポイントな情報をチェックすることができます。

不動産会社に依頼する前に自分で調べてみよう

物件を売却する際には、不動産会社に査定を依頼することがほとんどだと思いますが、場合によっては希望する査定額を算出してもらえない可能性もあります。
そうなった時に落胆してしまわないように、不動産会社に依頼する前に、ある程度自分で価格相場を調べておくことをおすすめします。

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著者
不動産の査定価格はどのように決まるのか?

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