不動産査定について2021.05.27

ペットを飼っていた家は査定額が下がる?売却の注意点と対策を解説〜その2

犬や猫を飼っている家を売却する場合、ペットを飼っていることが査定額や売却額に大きく影響しないか気になるところ。
しかし重要なのは物件としての状態の良し悪しですので、修繕せずに住むことができる多少の痛みや汚れであれば、さほど大きく影響しない場合もあります。

前回の記事では、ペットを飼っている家の価格が値下がりする要因には、どんなものがあるかを挙げました。今回は、売却の際に気をつけておくべき注意点などを、具体的に見ていきます。

ペットがいる家の売却で注意すべきポイント

購入希望者にとって、家がキレイであるに越したことはありません。ペットを飼っている家でも、内覧までにはできるだけの対策をしておきましょう。内覧日には、ペットは外に連れ出したり預かってもらうのがベストです。

ペット飼育の有無を告知する

一番やってはいけないのは、ペットを飼っていた事実を隠すことです。ペットを飼育していると査定に響くことも少なくないため、中にはペットを飼育していた事実を隠す売主もいます。

告知せず売却活動を行うと、買い手はペットの存在を知らずに購入を検討してしまいます。後からペットを飼っていたことが発覚した場合は、損害賠償問題に発展する可能性もあります。必ず事前にぺットを飼っていたことを告知するようにしましょう。

室内は念入りに消臭する

染み付いたペットの臭いは、軽く換気した程度ではなかなか消えません。飼い主は臭いに慣れてしまっているため、自分の感覚はさほど当てになりません。できればペットを飼っていない人に家に来てもらい、臭いの程度を確かめましょう。

ペットを飼っていない人があまり違和感を感じないということであれば、ペット専用などの消臭スプレーを使うだけでもいいかもしれません。もし、部分的に臭いが強い場所があれば、ペットの消臭対策洗剤などを使用して、重点的に掃除をして臭いを取り除いておくようにしましょう。

軽微な傷は修繕・補修しておく

犬や猫の爪で柱やフローリングに傷が付いている場合は、査定額が下がる要因になります。ただ、軽微な傷であれば、ホームセンターなどで修繕に使えるグッズを使って自分で直すことも可能です。障子やふすまなどの破れも、自分で張り替えられる程度であれば修繕してみるのもいいでしょう。

ただし、自分で出来る修繕や補修は一時的なもの。目立たなくするという意味合いしかないと理解しておいてください。

ノミ・ダニ対策は徹底的に

ノミやダニの対策は入念に行いましょう。もしペットにノミやダニが付いていたら、そこから室内に広がってしまいます。ですので、まずはペットを確認することから始めてください。

ノミ・ダニを退治するグッズは様々なタイプが販売されています。寝具やソファ、カーテンなどの布製品にはスプレータイプの駆除剤、カーペットや畳にはエアゾールタイプの駆除剤を使用し、対処しておきましょう。

購入者が特に気にするのは水回り

中古物件で購入希望者が一番気にするのは水回り。これはペット飼育の有無に関係なく言えることです。水回りがしっかり手入れされていないと、どうしても印象が悪くなってしまいます。

特にペットを飼っている場合に注意したいのは、排水管の詰まりです。排水管の中を目で確認することは難しいですが、ペットの毛は人間の毛よりも詰まりやすいため、見た目には問題がなさそうでも一度掃除しておくべき。排水管にお湯を一気に流し込むなどして頻繁に対策し、さらに市販のパイプクリーナーなどを使ってキレイにしておきましょう。

ペットを飼っていた家を高く売却する方法

ペットを飼っていた家は、安くしか売却できないのかというと、決してそんなことはありません。高く売却するためのポイントがいくつかあるので、しっかり頭に入れておきましょう。

ハウスクリーニングを利用する

住宅を第三者に売り渡すわけですから、家の状態が良いに越したことはありません。ペット飼育の有無に関わらず、ハウスクリーニング業者を入れて室内の修繕や補修をしておくことが大切です。部屋に染み付いたペットの臭いも、素人では完全に取り除くのは難しいですが、プロに依頼することで解消できます。

ハウスクリーニングを行った後は、まめに掃除したり、ペットが自由に出入りできる部屋を制限するなど、キレイな状態をできるだけ保つよう心掛けてください。

ハウスクリーニングをするべき場所や相場については、家の売却時、ハウスクリーニングはするべき?で詳しく解説していますので、ぜひそちらも参考にしてください。

ペットを飼っている人に売却する

ペットを飼ったことがない人や動物が苦手な人なら、「ペットを飼っていた家」というだけで敬遠される場合があります。

その点、すでにペットを飼っている人やこれまで飼ったことがある人は、多少の傷や臭いには理解を示してくれますし、価格低下が緩くなる可能性も十分にあります。

購入希望者がペットを飼っていたり、これから飼う予定なのであれば、おすすめの散歩コースや動物病院、ペットショップの情報などを教えてあげるといいでしょう。ペットを飼いやすい環境だと分かれば、購入希望者にとってもプラスの判断材料になるはずです。

売却に強い不動産会社に依頼する

不動産を売却する際は、その地域の売却に強い不動産会社に依頼することが重要です。地

域に根ざした不動産会社であれば顧客も多く、「ペットが飼える一戸建て・マンション」というキーワードで、売りたい人と買いたい人をマッチングすることが可能だからです。売主にとっては、それだけ価格を下げることなくスムーズに売却を進めることができることができます。

ましてや不動産の売却は、営業担当者と二人三脚で進めるもの。地域の売却に強い不動産会社に依頼し、信頼できる営業担当者と一緒に売却を進めていきましょう。

まとめ

ペットを飼うことで付いた臭いや傷は、価格を下げるマイナス要因になってしまうケースがあります。しかし傷を目立たないように補修したり、ハウスクリーニングでキレイにするなど、事前にできる対策もあるので、やれることはやっておくようにしましょう。

スムーズかつ少しでも高く売却するには、売却に強い地域に根ざした不動産会社に依頼することも重要です。

北章宅建でも、不動産に関するご相談を無料で受け付けています。ペットを飼っている家を売却したいという方は、またはペットを飼うのに適した環境の物件を探している方は、いつでも気軽にご相談ください。

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ペットを飼っていた家は査定額が下がる?売却の注意点と対策を解説〜その2

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