不動産管理コラム

不動産管理のこと2024.02.14

不動産の管理会社の失敗しない選び方を解説

こんにちは。イエステーション北章宅建 不動産管理部の佐々木です。

マンションやアパート、戸建てなどの賃貸経営をしている不動産オーナー様の中には、どの不動産の管理会社に管理を依頼すれば良いか、悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
管理会社によって特徴が異なるため、しっかり検討して選ぶことが重要です。

そこで今回は、不動産の管理会社の選び方について解説。
管理会社の役割や探し方、選び方のポイントなどをご紹介します。

会社選び

 

管理会社とは?管理会社の役割と必要性

マンションやアパートなどの賃貸経営にあたって、誰かがその物件の管理を行わなければ、経営は成り立ちません。
管理方法には不動産オーナー様が自ら行う「自主管理」と、不動産管理会社に委託する「委託管理」があります。

管理会社は、マンションやアパート管理のプロです。
不動産オーナー様と管理契約を結んだ物件に対して、さまざまな管理サービスを行います。

サービス内容は契約によって異なりますが、主に次のような業務を行います。

  • 入居者の募集・賃貸借契約の締結
  • 入居者の管理・家賃回収
  • トラブル、クレーム対応
  • 建物の管理(清掃・修繕) など

このように、マンション・アパートの管理にはさまざまな業務が発生します。
管理業務を不動産オーナー様が行うことも選択できます。
しかし、手間と時間を非常に要するため、業務負担を軽減するためには、管理会社に委託することをおすすめします。

マンション・アパートの管理業務や、管理を自分で行うメリット・デメリットについては、下記コラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
アパートの管理業務の内容は?管理方法や資格についても確認
マンション・アパート管理は自分で行える?メリット・デメリットを解説

 

管理会社の探し方

PC

管理会社には次の2種類があります。

  • 管理専門
  • 仲介管理

管理専門は、仲介専門とは反対に、入居者対応や建物の管理のみを行う管理会社です。
入居者募集には苦労しておらず、普段の管理業務を委託したいという場合は、管理専門会社を選ぶと良いでしょう。

そして、仲介管理は入居者募集から建物管理まですべての管理業務を委託できる管理会社です。
管理の知識に自信がなかったり、本業があって管理が難しかったりする場合は、仲介管理がおすすめですよ。

なお、仲介専門の業者も管理会社の一つと紹介されることがありますが、仲介専門の場合は管理会社ではなく「不動産賃貸業」となります。

 

不動産管理会社を探す方法とは

不動産管理会社を探すには、インターネットで一つひとつ検索するというのが方法の一つです。

また、保有している賃貸物件の購入にあたって金融機関から融資を受けているのであれば、金融機関に紹介してもらえる場合もあります。
金融機関の紹介であれば、信頼できる管理会社を紹介してもらえるので、安心して依頼できるでしょう。

 

管理会社の選び方のポイント

管理会社の選択は、不動産経営の明暗を分けるといっても過言ではないほど、重要です。
マンションやアパートの管理が行き届いていないと、入居者が不満を抱いて退去してしまったり、管理会社の営業力がないと常に空室状態になってしまったりすることも。

安定した経営を維持するためにも、管理会社を選ぶ際は次のポイントをチェックしましょう。

 

管理費用が適正である

管理費用は管理会社や業務内容によって異なりますが、管理費用が相場よりも非常に安く設定している管理会社には注意が必要です。
管理会社が安すぎる場合は、細かなサービスで別料金を請求されるなど、なにか理由がある可能性が高いです。

適正な管理費用を把握するためにも、管理会社を選ぶ際は複数の会社に相見積もりをとるのがおすすめです。

 

管理実績が豊富である

管理実績が多いということは、その分管理のノウハウを持っているということです。
あわせて、管理戸数が多いことや、入居率の高さにも注目してみると、知識や営業力のある管理会社を見つけられるでしょう。

 

業務内容が合っている

前述のとおり、管理会社には仲介専門、管理専門、仲介管理といった種類があり、その中でも業務内容は異なります。
そのため、求めている業務を依頼できるか、しっかり確認しましょう。

もし、入居者の募集から建物の管理までさまざまな管理業務を委託したいのであれば、幅広い業務を行なっている管理会社を選んでくださいね。

 

営業力が高い

入居者を募集するのは、マンション・アパートを管理する際に大切な業務の一つです。
空室が出ているということは、その分収益も減少するということ。

そうならないためにも、入居者の募集を得意とする営業力が高い管理会社や、空室を埋めるためのアイデアを持っている管理会社を選びたいものです。

 

トラブル対応体制が整っている

入居者や近隣に住んでいる人からクレームがあった場合は、基本的に管理会社が対応します。
例えば、24時間電話がつながる窓口があるなど、トラブルが発生したときにすぐに対応してくれる体制が整っていると、入居者も安心して暮らせて、満足度も向上するでしょう。

 

まとめ

●管理会社は不動産管理のプロ
管理会社は、不動産オーナー様と管理契約を結んだ物件に対して、さまざまな管理サービスを行います。サービス内容は「入居者の募集・賃貸借契約の締結」「入居者の管理・家賃回収」「トラブル、クレーム対応」「建物の管理(清掃・修繕)」と、契約によって異なります。

●管理会社は主に2種類
管理会社は、入居者対応や建物の管理のみを行う「管理専門」、入居者募集から建物管理まですべての管理業務を委託できる「仲介管理」があります。不動産管理会社を探すには、融資を受けている金融機関から紹介してもらうのがおすすめです。

●管理会社の選び方のポイント
安定した経営を維持するためにも、管理会社を選ぶ際は注意が必要です。管理会社が安すぎる場合は、細かなサービスで別料金を請求されるなど、なにか理由がある可能性が高いです。ほかにも、管理実績数や業務内容、営業力、トラブル対応体制などをしっかりチェックし、ご自身にとってベストな管理会社を選びましょう。

北章宅建では、都市部以外の賃貸アパート・戸建てを中心に不動産管理を行なっております。
不動産管理のことでお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

 

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著者
不動産の管理会社の失敗しない選び方を解説

栗山店 佐々木 博明不動産オーナー様の大切な資産の管理と、入居者様の住環境維持に努めてまいります。些細なことでもお気軽にご相談ください。 どうぞ、よろしくお願い致します。

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