Vol.83岩内店

不動産市況:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村(検証月 2024年2月)

■検証月:2024年2月
■報告担当:梅津大樹
■所属店舗:岩内店
■担当地域:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村

売主様の動き、雰囲気、感触
・1月の慌ただしい動きが落ち着いたせいか、1月より、ネット査定のご依頼が増えてきました。
・昨年に査定のご対応をしたお客様からも再度、具体的にお話を進めたい等の連絡を頂いています。
・例年通り、冬場の除排雪で苦労されている方が多い印象です。
・売却検討理由としては、遠方からの相続不使用、資産処分の相談が多く聞かれます。

買主様の動き、雰囲気、感触
・1月の慌ただしさが落ち着いたせいか、1月に比べ、内覧ご希望のお問合せが増加しています。
・春を見据えた、賃貸でお探しのお客様も増えてきました。
・1000万円以下の手頃な住み替え用物件は、需要が高い(余市町)ですが、不足している状況です。
・例年、1月から3月位までの冬季は、積雪のため、購入検討者様の動きは鈍ります。
・但し、土地面積が広い、築古でも修繕歴多数、海が見える等、特徴のある物件は、希少価値があり反響はございます。

不動産物件の動き、流通市場の雰囲気について
・岩内町や共和町では、1000万円以下の物件が不足しています。
・上記のような物件の不足や、地震・物価上昇等の影響、冬季という季節要因もあり、市場全体の売買の動きは鈍化しています。
・倶知安では、ポータルサイトにおいて2000~3000万円程の中古物件の掲載は見られません(恐らく売却済みと思われます)。
・札幌圏では流通が停滞し、不動産業者同士の競争も激しいため、札幌圏業者が地方に流入しています。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測
昨年の物価上昇に加え、年始に日本海側で地震が発生した影響もあり、今年の市場の雲行きは芳しくないと予想します。
しかしながら、今年は暖冬とドカ雪で、老朽化した家や築古住宅の傷みは進行しやすいと見込まれます。空き家の倒壊・落雪による物件の破損等も懸念されますので、お早めに売却される事をお勧め致します(地方に関しては、恒常的に市場が良くない状態のため、今は市場が悪いから売らない、という考えを持ち続けるより、少しでも早く売りに出して成約を目指すほうが得策です)。

※本情報は各関連データをまとめた上で3 か月程度の検証を行い、反映させています。
※より直近の生の市場情報は担当営業へ直接ご相談頂ければと思います。
※査定、ご相談はご事情問わず、全て無料で承っております。お気軽にお問合せ下さい。

著者
不動産市況:岩内町、共和町、倶知安町、ニセコ町、泊村(検証月 2024年2月)

岩内店 梅津 大樹小樽生まれ、小樽育ちです。 自身で不動産購入と売却を行った経験もあり、売りタイ方・買いタイ方のお気持ちに寄り添ったご提案をできればと思い、日々活動しております。今後はより一層地域に密着して活動して参ります。 不動産のお困り事は、私、梅津にお任せ下さい。

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