Vol.661岩見沢店
母が施設に入所して実家の管理ができないため、売却出来ないか。
当社にて仲介販売
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:I・Y 様
■年代:50代
■ご職業:専業主婦
■お住まいの地域:北海道内
■ご相談の地域:岩見沢市
■売却理由:相続
■お問合せ方法:飛び込み来店
【ご相談内容】
昨年母が施設に入り、岩見沢の家が空き家になったのですが、冬の管理など私一人では出来ないため売却を考えています。不動産の名義人は母ですが高齢のため、私の方で一括して窓口となり手続きしたいです。名義人でない私でも、売却することは可能なのでしょうか。
また、売却にかかる諸費用を差し引いてもマイナスにならないような金額で手放したい希望があります。戸建のまま販売できるのか、解体しないといけないのかなど、どのような売却方法があるのか教えていただけないでしょうか。
【ご提案した解決策】
まずは戸建のまま販売できるのかどうか現地を確認させていただきました。
その結果、傾きと雪の影響による屋根の軒の破損があり、戸建で売るにはリスクが大きい旨をご説明しました。壊れた状態での売却は、事前に承知いただける買主様ならトラブルは少ないのですが、万が一、告知事項と相違がある場合は、引渡し後に売主様が責任を問われることがあります。また登記名義人でないと原則、不動産を売買することは出来ません。お母様が意思表示可能な状況ならご本人様確認の上で売買、または生前贈与としてご相談者様に名義を移してから売却する選択肢もご提示しました。
解体費用については概算ではありますが見積りを取得、逆算していくらで売れればマイナスにならないか試算して、お客様へご提案しました。
【担当営業として大切にした要点】
土地の相場を基に査定書をお作りしたところ、解体費用を補うほどの査定金額は算出出来ませんでした。ただ事前に解体費用などの見積りを業者へ依頼し、先行してかかる費用を見える化しました。その上で、いくらで売却できればマイナスにならないかの一線を設け、安全で明確な販売計画を試算しました。
著者
岩見沢店 鈴木 良幸不動産の売買はお客様の人生を左右する重要な出来事です。 ご縁のあったお客様お1人お1人に、誠心誠意の気持ちで最大限の努力を尽くします。 岩見沢店にお立ち寄りの際はお声をかけて頂けると大変嬉しく思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
この担当者がいる店舗のページ