【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：T・S 様
■年代：60代
■ご職業：無職
■お住まいの地域：札幌市
■ご相談の地域：札幌市東区東苗穂
■売却理由：お住み替え
■お問合せ方法：ネット

【ご相談内容】
数年前に夫が他界し、一軒家に一人住まいです。名古屋に嫁いだ娘から、家を売ってこちらの施設に引っ越してきたらと誘われました。まだ元気で雪かきもできますが、今後のことを考え住み替えようと決めました。転居時期は未定ですが、売り出し開始時期、荷物撤去について、長年使った暖房・給湯ボイラーは調子が悪いが大丈夫かなど聞きたいです。

【ご提案した解決策】
引っ越し時期ですが、販売条件の引き渡し時期を「相談」として売りに出すことができます。室内の残置物（＝家具）に関しては基本的に全て撤去していただきます。暖房・給湯ボイラーについてもそのままで売却が可能です。ただし、明らかに交換が必要な際には査定額に響きますし、買主様からの値引き交渉の対象事由になる可能性もございます。改善案としてはボイラー交換条件（売主様ご負担）にて販売することです。売主様負担ですがボイラーが新しくなる分、物件の査定額も上がるため、実質の負担は無いと考えていただいてもよいと思います。またボイラー新品ですと買主様からの印象も良くなると思われます。
築40年を経過した住宅でしたので、契約上は現状渡しとし、売却後でも売主様にリスクが生じない形での売却条件にてご提案しました。

【担当営業として大切にした要点】
売却の際のトラブルを気にされていました。築年数がそれなりに経過していれば、どの住宅もそうですが、経年劣化や摩耗損耗・設備の不具合は出てきます。それを買主様にもご理解いただけるよう、私の方からしっかりとご説明しますと伝えました。それにより、売主様も安心して売却を進められることをお解りいただけるような話し方を心掛けました