【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：S・N 様
■年代：50代
■ご職業：パート・アルバイト

■お住まいの地域：札幌市
■ご相談の地域：札幌市手稲区
■売却理由：お住み替え
■お問合せ方法：ネット

【ご相談内容】
昨年親が他界し、一軒家を相続しました。その家には以前より私も住んでおります。建物は築40年以上経過しており、経年劣化もそれなりに進んでいます。今後も生活していくには屋根や外壁などの修繕が必要と思われるため、相当な費用がかかってきます。築40年以上の家に修繕費用をかけて今後も住み続けるか、売却して次の住まいを探したほうが良いのか悩んでいます。今後の方向性を考えるためのアドバイスをお願いします。

【ご提案した解決策】
まずは査定でお伺いし、建物の状態を拝見しました。確かに今後も長く住み続けるには、それなりの修繕が必要になると思われる状態でした。今修繕するにしても、今後住む年数によりますが、10数年ごとに屋根や外壁の修繕が必要になり、さらにボイラー設備などの修繕も加わります。そういった点を踏まえて、①住み続けた場合、②現在の相場で売却した場合、③賃貸に引っ越して今後住むであろう想定年数と想定家賃を計算をした結果、売却することが費用的には最も得する可能性が高いことがわかり、売る方向でご検討いただく流れとなりました。
もちろん家の状態や相場により状況は変わりますが、今後の住まいをどうするかお悩みのようでしたら一度、このような試算をしてみるのも良いかもしれません。

【担当営業として大切にした要点】
仕事柄、売却していただければ私にとってはありがたいですが、お客様の状況によっては売らないほうが良い方もいます。今回は売却すべきかそうでないのかという選択だったので、自分自身だったらどうするかという視点で、考え提案するようにしました。