土地や空き家のこと2021.12.22

広い土地を売却。売れない理由や売るための方法を詳しくチェック

こんにちは。
イエステーション北章宅建 後志店の梅津です。

広い土地を売却したいけれど、なかなか売れなくて困っているという方はいませんか?
新築を建てる土地を探している場合、必要な広さはある程度決まっているので、それより広い土地は広さに比例して価格が高いために売れにくいという可能性があります。

しかし、諦めるにはまだ早いです。
今回のコラムでは、広い土地をスムーズに売る方法をご紹介します。

広い土地を売る方法とその際の注意点、売却を依頼する不動産会社を選ぶ方法などをお伝えしますね。

整地された土地

 

広い土地はなぜ売却が難しい?

一戸建て用の土地を探しているなら、多くの人が探しているのは30~50坪程度の広さの土地。
それ以上に広すぎる土地は土地が広い分価格が高いので、予算オーバーになったり使い道に困ったりと、なかなか売れにくいのです。

では、「大型マンションや商業施設を建てる土地として売れないだろうか」と考える方もいるでしょう。
マンションや商業施設の需要があるエリア・建てられるエリアで、そのように売れるならラッキー。

しかし、土地の場所によっては高い建物が建てられないエリアもあるので、必ずしもそのような需要があるとは限りません。

高く売れる土地と売れない土地の特徴については、こちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
高く売れる土地と売れない土地の違いとは?売れない時の対策も紹介

 

広い土地を売却するための方法を詳しくご紹介

広い土地を売却する方法と、その際の注意点をご紹介します。

 

分割して売る

大きな土地をちょうどよい大きさに分割して売る方法です。
たとえば100坪の広い土地を50坪・50坪に分割すれば、一戸建てにちょうどよい広さになり、売れやすくなるでしょう。

ただし、2つに分けて2人に売る、3つに分けて3人に売るなど土地の売却を繰り返し行うと、「事業性」があると判断されてしまいます。
事業性があると判断された場合、事業としての土地売買は宅地建物取引免許をもつ不動産業者でないとできず、個人で行うことはできません。

分割したうちの1つだけを1度売るのはOKですが、複数個に分割して複数の方に売却することは、個人ではできませんので注意しましょう。

 

マンション用地として売る

マンションを建てるためには広い土地が必要ですから、マンション用地として売れるならとても理想的。
子持ち世帯が増えているエリアなど需要があるエリアなら、高く売れる可能性も期待できます。
この場合は個人相手ではなく、マンションディベロッパーや開発業者などへの売却となります。

ただし、先ほどもご紹介した通り、場所によっては用途地域の制限によりマンションが建てられないエリアであるケースも。
用途地域とは、住みやすい街づくりのために地域ごとに建てられる建物の種類や高さを制限しているものです。

低層住宅用地域や田園住宅地域では高い建物が制限されていますし、工業専用地域にはマンションを含む住宅を建てることはできません。

 

不動産買取で売る

個人の買主を探すのではなく、不動産会社へ直接売却する方法です。
これを「不動産買取」といいます。

不動産会社なら、広い土地を買い取ったあと、分割して住宅用地として売り出したり、駐車場や太陽光発電用地として売り出したりもできます。

不動産買取では、一般的な市場相場の6~7割程度の価格になってしまうのが注意点です。

ただし、購入希望者を探す必要がないので迅速に売却できる、直接売却なので仲介手数料がかからないというメリットもあります。

 

広い土地を早く高く売却するためには不動産会社選びも重要

sold sign for sale sign

広い土地をすべて売却しようと思うなら、売却先は個人ではなくマンションや分譲戸建て、新興住宅地などを開発する業者となるケースも多いです。

スムーズに高く売却するためには、そういった業者にコネクションをもつ不動産会社へ依頼するのも一つの方法です。
複数エリアで展開している不動産会社などは、いろいろな地域の業者ともつながりがあり、そのようなコネクションを確保している可能性もあります。

都心部からかなり離れているなど、マンション建設地や新興住宅地としての売却が期待できない…という場合は、信頼のおける地元の不動産会社に一度相談に行ってみても良いでしょう。

大手不動産会社を選ぶ場合も、地元不動産会社を選ぶ場合も、複数の不動産会社を検討し、土地だけではなく、「この人なら任せられる」と思えるようなご自身とも相性の良い不動産会社を探してみてくださいね。

 

まとめ

・広い土地が売却しにくい理由
一戸建て用の土地を探している人は、30~50坪程度の広さで探していることが多いです。それ以上に広い土地は使い道に困ることも多く、広い分価格が高くなるので売れにくくなります。

・広い土地を売却するための方法
分割して売却する、マンション用地として売却する、不動産買取で売るという3つの方法があります。なお、不動産の売却を繰り返し行うと事業性のある不動産取引と判断されるため、個人で分割した土地を2人以上に売ることはできません。

・広い土地を早く高く売却するための不動産会社選び
広い土地は価格が高かったり活用方法が限られていたりするため、開発業者へ売却する業者が多いです。そういった業者とのコネクションが豊富な不動産会社を選ぶのも良いでしょう。ただし、土地だけではなくご自身とも相性の良い不動産会社を選ぶことが大切です。

 

北章宅建は、不動産に関するご相談を全て無料で対応しています。
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広い土地を売却。売れない理由や売るための方法を詳しくチェック

後志店 梅津 大樹小樽生まれ、小樽育ちです。 自身で不動産購入と売却を行った経験もあり、売りタイ方・買いタイ方のお気持ちに寄り添ったご提案をできればと思い、日々活動しております。今後はより一層地域に密着して活動して参ります。 不動産のお困り事は、私、梅津にお任せ下さい。

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