【お客様の背景】
■売買の別：売却
■氏名：Y・H 様
■年代：80代
■ご職業：無職
■お住まいの地域：小樽市
■ご相談の地域：小樽市
■売却理由：お住み替え
■お問合せ方法：ネット

【ご相談内容】
平成7年に戸建兼共同住宅を建てて住んでおります。私達の居住スペースは二階部分ですが、浴室が一階にあるため、毎日の階段昇降が年を重ねるごとに負担になってきました。また冬場の除雪も大変です。共同住宅部分に息子が住んでおりますが仕事が忙しく、あまり手伝ってもらえないので、そろそろアパートにでも住み替えようかと考えておりました。けれども共同住宅部分の二階には賃借人さんも入居しているなど、一般的な建物と違うので、どのように売却することができるのか知恵を貸してほしいです。

【ご提案した解決策】
まずはご自宅を拝見し、それと同時に賃貸契約の状況を確認させていただきました。賃借人さんに退去してもらってから売却するという方法もあるかもしれませんが、そのままの状態で引き渡す方法をご提案しました。家賃収入を目的に購入されるかもしれないことと、戸建部分は居住用として考えるお客様にも十分対応できると思ったためです。そこで賃借人さんは現状のまま、売主様がお住まいの戸建部分は明け渡し、息子さんが住んでいる賃貸部分は近隣相場より安く貸していたため、売却後は家賃を上げる条件で売り出しを開始しました。
結果的に弊社の顧客であるアパートオーナーさんが購入してくださることになり、一階のお部屋を借りていた息子さんは引っ越して、売主様がそこに住むこととなりました。

【担当営業として大切にした要点】
売主様の引っ越しにあたり、冬の時期は大変ですので、買い手の方には雪解け後まで引渡し時期を延ばしてもらい、お体に負担が無いよう配慮しました。また手続きが煩雑で、高齢の売主様だけでは難しい面があったため、市外の娘さんにも間に入っていただき、買主様にもご迷惑が無いように心がけました。